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フィーはデーマンという田舎国家の第一王女だった。
このたび、大国オーストルの国王で容姿端麗、政治手腕完璧、ただひとつ女性に対して冷たいのをのぞけば完璧な氷の王ロイさまと結婚することになったが別にめでたくともなんともない。
なぜなら、美人と評判で、性格も良く、不思議な力をもっていて癒しの巫女なんてよばれている妹とロイさまとの恋愛結婚話に、セットで売りにだされて結婚しただけだったからだ。
完璧にいないものと扱われているフィーはとあるきっかけから、
このまま一度も夫にあたる人物と顔すらあわせず、離宮で朽ち果てていくだろう人生など知らん!
ふたつめの人生を歩んでやる!
と決心するのだった。0クル
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ギルデットは【魔王】である。
しかし、それはゲームの中での役割であった。
死後の世界でギルデットは、元配下のヒスイと共に酒場を経営して人々の悩みを聞く。そして、死のないこの世界において彼は善行を重ねることを誓う。
それは彼の生前での夢であり、目標であったからだ。
しかしある日のこと。
そんな彼のもとに、ある日アイリスという女性がやってくる。
その日からギルデット、ヒスイ、アイリスの不思議な共同生活が始まる。しかしギルデットは知る由もなかった。その出会いが、自身の生前の物語と深く関わっているということを。
これは、生前ゲームの世界で【魔王】を演じていた者と、それを取り巻く周囲との関わりを描いた物語である。0クル
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家の神社の裏にある禁足地に勝手に踏み込んでしまった小学生アストは、女子高生の姉カナデと共に異世界サイクレストへと飛ばされる。その世界にある三つの大陸のうちの一つソーディアン大陸で目覚めたアスト達は、突如謎の騎士の襲撃を受ける。その襲撃から命からがら逃げだしたアスト達だったが、その逃避行の間に姉カナデとはぐれ、ただ一人黒の部族と呼ばれる人々に助けられる。
そして…
それから八年の後、逞しい戦士に成長したアストは、姉を探し出すためにソーディアン大陸を巡る旅に出る。
共に育った黒の部族の妹リディアと共に…。
神が食い殺された大陸を巡る、異邦人アストによる冒険物語。0クル
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限界社畜29歳、宇堂皆人(うどうみなと)は頭を打って異世界に転生し――――魔界の大迷宮を守護するラスボスの大悪魔に生まれ変わった!?
その後、大迷宮の最奥に浮かぶダンジョンコアを発見したミナトは、ひょんなことから『幼女』に進化させてしまう。
その幼女に『ソラ』と名付けたミナトは、この世界が生前やり込んだゲーム『モンスター・ウォー・オンライン』、通称【MWO】に酷似した世界だと気付く。
第二の生を大迷宮のラスボス悪魔として過ごすことになったミナトだが、こうなったら人間だった頃にできなかったのんびり生活を謳歌しようと決意し、『スローライフ計画』なるものを立案。
その計画を遂行するために奔走する日々を送る……はずだったのだが。
魔界はのんびりスローライフとはかけ離れた過酷な環境で、殺伐とした地獄そのものだった!
しかも裏では魔王が侵攻してくる兆しもあって!?
「なっんでこう何もかも上手くいかないんだ! だけど、俺は諦めないぞ! 絶っっ対に、のんびりスローライフを謳歌してやるからなぁあああああああああああああああ!!!」
これは限界社畜として死んだ主人公がラスボスに転生し、幼女と共に理想の『スローライフ』を目指す物語。0クル
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これはちょいクズだめ人間な彼女が、多くの転生者たちや悪役を巻き込み自分の体を手に入れる物語である。
主人公が憑依したのは小説の終盤、勇者に殺される悪役。近い未来に死を迎える魔術師の男だった。
実は数回の転生歴がある彼女は、さっそく転生者たちの掲示板『転生ちゃんねる』でスレッドを立て状況を書き込む。
彼女は自分の体を作り悪役の末路から逃げようと決め、その材料を探しにダンジョン攻略の旅を始めた。
うっかり色々やらかしつつも、スレ民をお供に気ままに異世界をゆく彼女。
やがて彼女はわりと不本意ながらも世界の真実を知り、それに立ち向かう。
「聖剣ズブブで草ァ!」
「なにわろとんねん」
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・掲示板風の表現と地の文での表現両方があります。
・カクヨムにも投稿しています。
・第1部完(43話)まで毎日更新、投稿時間は不規則です。1クル
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昔、ある二人の大魔法使いの元に一人の男の子が生まれました。
男の子は幼い頃から理解力があり手がかからないどころか、むしろ場の空気を読んで行動しているかのような賢い子供でした。
しかし男の子には魔力がなかったのです。
チャンスは五歳になった時。火、風、水、土のどの魔法に適正があるか、そして今後の職業を神に問う神事に全てかかっていました。
両親は頼みました「神様どうか、この賢い子に何かしらの魔力と良い職業を授けてください」
司祭は神の御告げを読みました「その子の適正は【空気を読む】と、出たぞよ……職業は……【平民】じゃな」
両親は悲しんだ「空気を読む平民?……それはもう出来てるんだよな」……と。
そのうち、男の子は周りから【無能】と言われるようになりました。
両親もかける言葉が無くなり、ただひたすらに男の子を励まし続けました。
何も出来ない無能な男の子は、魔法絶対主義のこの世界では廃れた技術と笑われる【剣術】に一人打ち込むようになりました。
毎日、毎日、毎日、少年は剣を振るいました。
そして気が付くのです。
多少でも魔法を使えるフリをして生きていく方法に。
そして男の子は十五歳となりました。
この魔法主義世界で魔法を使える『フリ』を続けるという空気の読める立派な平民に。0クル
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