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辺境の町に住む融合魔術師、レナルド。
彼は人知れず、ひたすらにスライムの魔石と木剣を融合し続けてきた。
そんな生活も十年を超えたころ、レナルドは融合魔術の到達点である『融合の極意』へと到達する。
それと共にレナルドの前に現れたのは、エウラリアという融合を司る妖精。
エウラリアはレナルドの常軌を逸した生き方に驚愕する。
「えっ、十年以上もスライムと木剣だけ融合してたの!?」
「そうだが……何か問題があるのか?」
「いや、問題はないけどさ……でもすごいや。そんな人初めて見たよ。面白いねキミ、気に入った!」
「そうか」
「ねえ、もしこの町に思い入れがないならさ――旅をしようよ、レナルド」
元気がありあまる妖精に背中を押され、レナルドは王都に店を構えることを目標にして町を旅立つのだった。0クル
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今、世界には異変が起きている。
伝説上に登場する動物や人、それらを生み出す太平洋に現れた大陸、能力者――。
本来あるハズのないモノがこの世に存在してしまっている世の中。
それを人類の危機と察した各国の首脳は、能力者+αで構成された《討伐隊》とそれを育成する学校を設立し、毎月のように例の大陸――未だに正式な名称がないので日本では『幻想大陸』と呼んでいる場所――へ討伐隊を送り込んでいる。
少年――宮本小次郎は討伐隊に入りたいと思っていた。ある目的があったからだ。
しかし、彼には能力が無かった。所謂、無能力者と呼ばれる劣等人種だ。
故に救済措置として、無能力者は5歳の時に身体へ魔法液というモノを投与し、魔法を使えるような身体にされる。だが、小次郎は何も出来なかった。
無能力者でも魔法が使えれば今の完全能力者社会に適応出来る?
――そんな事は無い。現実は甘くないのだ。
確かに小次郎は魔法を使えるような身体になった。
だが、それだけだ。
魔法液を投与した研究者も、投与された無能力者も、その肝心な魔法の使い方が分からない。
結果、彼は虐められた。
何も出来ないからと能力者達は無能力者を見下した。
そんな世界を彼は当然憎み、怨んだ。
だが、ある日を境に小次郎は魔法が使えるようになった。
それからはもうずっと魔法の勉強しか彼の頭にはなかった。ある目的を果たすために、必死に努力した。
そしてその末に彼は目的の第1歩となる学校――『天野学園』の入学試験に合格したのだった。0クル
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俺、名城なだかは生徒会役員の1人。
普段通り、俺は放課後に会長とともに仕事を片付けていた。そのうちに何気ないおしゃべりをしていたのだが、会長が突如爆弾発言を投下する。
「私は異世界出身なんだ」
————————————はぁ?
異世界出身?
こんな現代っ子、現代っ子しているこの会長が?
俺たちはそんな安々と信じられるわけもなく、あーだこーだ文句を言ったり、副会長が茶化したりしていると、熱くなった会長は両手を伸ばし何やら唱え始めて…………?
キテレツな生徒会メンバーたちがふざけたり、ふざけたり、戦ったりする日常コメディ(たぶん)
※そんなに長く書くつもりはありません。ほぼ作者のおふざけで書いています。ご了承ください。0クル
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「土大蛇《ワーム》って初心者向けモンスターなの!?」
「そんなわけないでしょう、どこの鬼畜ゲーですか」
中二病上層部の尻拭いで異世界に派遣された新米警官、二階堂悠介。同期のマドンナ佐々木まつりと同じ職場だと浮かれたのも束の間、遭遇したのは毒吐き土大蛇《ワーム》だった。
自宅通勤の高給取り、しかし初任務は土大蛇《ワーム》退治と交番設置。勤務施設くらい用意しといてよ!
無責任上司公認で始めた副業は、ギルド所属の冒険者。
異世界交番、前途多難すぎませんか!?
※注意※
銃を登場させてみたくて安直に警察にしましたが、組織体系等真面目に考証をしておりません。当たり前ですが、この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。
書いていると何故か恋愛が入り込むことが多いので、ジャンル変更等する可能性があります。1クル
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「グレン。君の評判の悪さはパーティーに取って、不利益だ。今日限りで出て行ってもらう」
幼馴染で結成した冒険者パーティー。昇格祝いを終えた翌日、ギルドに呼び出されたグレンはパーティーリーダーから追放処分を受けた。
その理由は、グレンに付きまとう〝悪い噂〟のせいだとリーダーの男は言った。
噂自体、証拠の無い質の悪い捏造された噂ばかりだが、グレンはこのパーティーから抜けたいと考えていた。
だからグレンはその処分を受け入れ、パーティーを去る事にした。
そして一人となったグレンは、近況報告も兼ねて久しぶりに故郷へと帰った。
「グレン。ここから出て行け」
しかし、そこで待っていたのは自分の〝悪い噂〟を信じる信頼していた育ての親達だった。
噂を信じ、噂通りの男だと叫ぶ親達から逃げるようにグレンは森の奥へと姿を消した。
これは、大事な物を失った冒険者が再び手に入れる冒険譚。
グレンを捨てた者は嘆き苦しみ、グレンが手に入れた者達は共に前に進んで行く。0クル
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世は戦乱と混乱に満ち、傭兵の仕事がなくなることはない。そんな傭兵の一人、"ちまちま"と呼ばれる貧相な男は、細かすぎる契約を求めるあまり、仕事を受けられない日が続いていた。そして同業者からも笑われていた彼だがある秘密があった。
一方輝かしい女王ルナーリアは、国難に対して果断とも言える判断を下しながら、夫がいない事でも有名であったが、何故か実子の後継者は存在しており、人々はその子達を神からの贈り物と捉えていた。
この交わる事がないはずの二人であったが、実は過去にある因縁が……
この小説は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも投稿しています。60クル
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