妖かし桜が散るまでに  ~人嫌いの陰陽師と、人を愛した妖怪 (外部サイトで読む

貴良 一葉

<薄紅色が吹雪となり舞い上がるまで、私は貴方を守り続ける>

 時は平安。
 陰陽師と呼ばれる者たちが活躍する時代。

 陰陽連の同士と相まみえることもなく、式神を仕え、妖怪討伐に勤しむ男がいた。
 桜の木をこよなく愛する男には、ある欠点があり……。

 しかし大切な桜の木を失った彼の元に、ひとりの女性が現れたことで、男の心境は少しずつ変化する。
 果たして彼女の正体は何者か、そしてその先に待ち受ける結末とは。


 平安時代を模したオリジナル設定で描く、陰陽アクションロマン小説です。
【第一幕・花芽】【第二幕・開花】【第三幕・散舞(前・後編)】の三幕構成でお送りします。陰陽師×妖怪もしくは同胞たちとの戦闘をベースに、後半から恋愛要素が濃くなってまいります。
 現在、第三幕 執筆中です。

 春風感じる平安幻想録、ここに開幕です。


※平安の実際の用語を参考にしておりますが、素人が都合良く解釈した意味で使用しております。詳細は「用語集・解説」にてご確認ください。なお、安倍晴明氏などの実在した人物は一切登場いたしません。
※〝R15〟は「血飛沫」程度ですが念のためです。

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