転生山賊の逃走記~気づいたら主人公の姉を殺した後で……これ、どう考えても軌道修正無理じゃね?こうなったらもう逃げまくるしかねぇ!~ (外部サイトで読む

まんじ

山田太郎(やまだたろう)24歳。
彼は気づけばゲーム世界にいた。

「まじかよ……」

但し主人公ではない。
寧ろ悪役。
主人公の最愛の義姉を殺し、主人公レイヤに復讐される中ボスだった。

「やっちまった後とか……」

彼が気づいた時、それはもう手遅れな状況だった。
目の前には、血まみれになったレイヤの姉が息絶えている。

「絶対リカバー効かねぇじゃん……」

どう考えても絶望的な状況。
その状況で彼が出した答えは……

「こうなったら逃げ切ってやる!善行を積みながら!!」

このゲーム世界には、善悪を測るカルマ値があった。
これがマイナスのままだと、いずれ必ず主人公に見つけ出される事になってしまう。

だから山田太郎は善行を行いながら逃亡する。
自らの罪と、勇者の断罪から逃げ切る為に。

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