あなたの料理が食べたくて

鷹嶺レオ

ファミレスボタンで働く女子高校生、伊月瑠衣は一年生で、中学まではその部活はソフトボールで彼女は将来を約束される程の選手だった。でも、とある練習試合の時にケガをしてしまい、もう運動ができる状態ではなく、ソフトを諦めてしまった。
それがショックでやけになり落ちるとまで落ちそうになった時、ある出会いがあった。
それはこれで最後の飯にしようとファミレスに入り、さらには食べてから逃げようとも考え実行しようともした。注文を終えその料理が運ばれてきた。その待ってる間、色んな事が頭をよぎり泣いていた。他の客も気づいているぐらいだったが、瑠衣は声までは出さなかった。そこに、料理を持って来た店員を見た。それが瑠衣の一つ上の男子高校生の祠堂凍夜だった。容姿はイケメンだが、クールであまり話さない性格だが、そんな彼が泣いてる瑠衣に声をかけた。「飯食って忘れろ」ぶっきらぼうに言った言葉だが瑠衣にはささり、泣くのをやめ、本当の事を彼に話した。捕まる覚悟はあったが、凍夜は問題にしたくなったのか俺がおごってやるからさっさと食えと言い瑠衣に食べさせた。それから瑠衣は凍夜に好意を持ち、真面目に戻ってしかも、同じファミレスで働く事に。瑠衣は助けてもらったと思っていてその恩と本気の恋をし凍夜に告白をする。だが、凍夜はそれを断った。どうやら凍夜も何かをかかえていた。瑠衣はそれを知り今度は自分が凍夜を助けると誓った。そしてそれが恋にもつながると信じて。

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