追放されたスライム召喚士が領地開拓をやり込んだら、一国の統治者に成り上がった件:  (外部サイトで読む

Richard Roe

「単純作業を徹底的に自動化」、それが答えだ――!


 ・・・・・


 スライムしか召喚できない召喚士、アシュレイ。
 英雄パーティの雑用係として二年ほど働いたが、己の力ではこれ以上ついていくのが厳しくなり、とうとう追放処分となった。

「明日からどうやって食べていこう……」

 半ばやけっぱちになったアシュレイは、そのまま己の才能のすべてをつぎ込んで、一匹のスライムを召喚した。
 そのスライムは、特段変わったところのない、見たところ普通の魔物。

 だが、アシュレイは気づく。
 ――このスライム、何でも恐ろしい速度で消化する。

「のんきにスライム育ててたら、いつの間にか領地経営することになってたんだが」

 領地経営を始めてからも、アシュレイはこのスライムのおかげでどんどん成功する。
 魔物たちは簡単に退治してしまう。
 運河はあっさり作ってしまうし、炭鉱の開拓もあっさり進めてしまう。
 技術開発をガンガン推し進めて、工業生産も商売も交易もお手の物。
 農地の開墾もとんとん拍子で進んでいくし、調子に乗って温泉まで作ってしまう始末。
 挙句の果てには、領地内にダンジョンまで開拓してしまった。

「……え、領地改革ってもっと、こう、無理難題とか壁に直面するものだと思っていたんだけど」

 やがて、アシュレイは名君と称される一国の統治者へと成り上がるのだった。
 スローライフ系&コツコツ内政&ファンタジー物語。


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 ※世界史ではギリシャ文明・オリエント文明~中世後期、日本の歴史では戦国~江戸時代の内政知識とかを幅広に参考にしております。こんな面白い内政ネタあるよ等、ご意見あればコメントあると嬉しいです。

 ※この小説は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に連載されます。
 ※「カクヨム」が先行投稿です。

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