中継ぎ聖女だとぞんざいに扱われているのですが、守護騎士様の呪いを解いたら聖女ですらなくなりました。 (外部サイトで読む

氷雨そら

聖女として異世界に召喚されましたが、予言によると100年は魔人が来ないので、中継ぎらしいです。

聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれるのが守護騎士様。でも、なぜか予言は大幅にずれて、私たちの目の前には、魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が、魔神から受けた呪いを解いた私は、なんと聖女ですらなくなってしまう。

「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」

守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう、王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、私を見つけ出した、私の名前を呼ぶことなく、一定の距離を置いていたはずの守護騎士様の様子は、どこか以前と違って……。

元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレ物語。

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