【完結:怨念シリーズ第4弾】樹(しげる)~この世の復讐~
怨念=怨みの念(=思い)とあるように、他界された人がこの世に対して良い思いをしていなかったがために、幽霊になってでもこの世に生きる人々に対して怨みの念を晴らすまで永遠と繰り返される呪いの連鎖である。
1974年12月28日 兄の望月裕が経営するモチヅキ・ドリーム・ファクトリーの倒産と共に、兄の裕は妻の絹子夫人を絞殺した後、息子の哲也君と和保君をナイフでメッタ刺しにして殺害後、家中にガソリンを撒き火を放った後車で逃走し、観音の滝で自殺を図った。実名報道により弟の樹(しげる)は様々な人々から罵倒され、就職活動を始めるもどの会社から不採用と言われる始末。精神的にも肉体的にも追い詰められた末、樹(しげる)が進んだ道は七ツ釜へ自殺を図り、そこでこの世で果たせられなかった復讐を果たすことだった。
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