右腕の吸血姫≪ヴァンピーロ≫ (外部サイトで読む

アタホタヌキ

 ――――僕は君の右腕だから。

 五年前、神の子とされる神仔族≪ジ―クぞく≫と、反乱軍との間で戦争が起きた。異世界から召喚された四人の勇者によって勝利がもたらされ、ジ―クヴェルト王国は神仔族が、改めて統括することとなる。

 反乱軍の者たちが主張していた奴隷問題についても、奴隷省と呼ばれる国家組織によって管理され、奴隷であっても、ある一定の権利を主張できるようになった。生殺与奪も主人の思いのままだったこれまでとは大きく変わり、奴隷であっても普通の人間と同じように暮らすことが許されるようになっていた。……見た目だけは。

 異世界勇者達が勝ち取った世界は、実際には法の抜け道が多く、あらゆる奴隷はまだ自由を持てず、先の見えない暗闇の中に閉ざされていた。勇者達もまた、それぞれの理由によって奴隷制度を受け入れていた。そうして、問題を先延ばしにしたまま五年の月日が流れた。

 ある男によって性奴隷にまで落とされた少女、フランツェスカ=ヒルデブランド。屈辱に震え、純潔を散らそうとした、その時……鮮血の雨が降り注いだ。冷たい牢獄の中で救いを求めた少女は、願い通り救われた。

 ただし……彼女を救ったのは死神だった。

 神に死を与える死神……神死≪ディオ・モルテ≫、ヴァン=リベリオン。
 吸血姫≪ヴァンピ―ロ≫の末裔、赤翼の吸血姫、クレア=アルカ―ド。

 絶望にあらがうべく、偽りの神を刈る死神が夜空を羽ばたく――――。

  • 重要なフレーズ

    重要なフレーズ

    ヒルデブランド
    生殺与奪
    リベリオン
    フランツェスカ
    ヴァンピーロ
    アルカ
    抜け道
    末裔
    クぞく
    ヴァン
    屈辱
    鮮血
    右腕
    クヴェルト王国
    冷たい牢獄
    クレア
    ヴァンピ
    月日
    暗闇
    夜空

    Web Services by Yahoo! JAPAN

小説を読む(外部サイトで読む)
評価と感想

作品を評価する

星を選択して「評価する」ボタンを押してください。評価後、「評価を取り消す」ボタンを押せば評価を取り消すことが可能です。

感想を書く

感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。

通報をする

読者への感謝の気持ち

 異世界勇者はもはやサブキャラ!? もう異世界勇者チート無双に飽き飽きしていた人たち。この作品は異世界勇者チート物に一石を投じる作品です。
 異世界勇者らくらく攻略の時代は終わった。これからは異世界人が現代勇者を倒す時代です。

 物語としても異世界勇者をぶっ倒すだけではなく、なぜ、異世界勇者達が奴隷解放をしなかったのか?そこに絡むそれぞれの思惑。そして、主人公ヴァンとヒロインクレアの持つ秘密。それ以外にも魅力的なキャラクターを出していければと思っております。

 ぜひ、ご一読ください‼ またブックマーク,感想をお待ちしております‼