再会したカズとマサシは、ひと月前から静かなマンションで共に暮らし始めた。
売れっ子小説家として成功したカズと、在宅で仕事をするマサシ。
生活のリズムは違っても、朝食を囲み、同じ空を眺める穏やかな日々が、少しずつ二人の距離を縮めていく。
だが、マサシの胸には、誰にも話さずに抱えてきた過去があった。
「帰る場所」という言葉に、長く縁のなかった彼は、ようやくカズにその傷を打ち明ける。
カズは答えを急がず、ただ隣にいることを選ぶ。
慰めでも同情でもなく、“共に生きる”という静かな決意として。
外の世界へ一歩踏み出すこと、仕事への再挑戦、生活を分かち合うこと。
そして、失われていた「普通の日常」を取り戻すための、小さな挑戦――料理。
完璧ではないけれど、温かい食卓。
言葉にしなくても伝わる想い。
過去は消えなくても、未来は選べる。
これは、深い傷を抱えた青年と、寄り添うことを選んだ作家が、
恋人として、パートナーとして、
「居場所」を作り直していく再生と日常のBLストーリー。
静かで、優しく、確かに愛が積み重なっていく――
《続・性春時代》は、二人の“その後”を描く物語。
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