たとえば平凡な自分を嫌う少年が、霊感能力を手に入れたなら

七草裕也

小学6年生の木村太郎は平凡で普通な自分が嫌だった。
きっと、自分の人生も特徴のないつまらないものになるだろうと思うから。

夏休み明け、朝倉佳恋というその少女が太郎のクラスに転校生してくる。
和服姿という独特すぎる姿で小学校にやってきた彼女は、太郎にささやく。

「あなたはもうすぐ目覚めますから」

その言葉通り、平凡な少年だった太郎は霊感能力に目覚め、彼の前に死んだ祖母の幽霊が現れる。
これで平凡な人生は終わり。これからはこの力を使って特別な人生を歩んでみせる!!

だが、太郎はまだ知らない。
普通であるということの幸せと、特別であるということの不幸を――

※メインジャンルは悩んだ末に小学生向けということで、『童話』にしましたがどちらかというと『ジュブナイル』です。

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