世界の果てで『リサイクルショップ』始めました (外部サイトで読む

相良壱

ガラッ――
話は聞かせてもらった! 人類は滅亡する!!

そうです。おっしゃる通りになっちまいました。

これはネタではなくガチで人類は自らの手で地球を生物の住めない星に変えちまいやがったのです。状況が状況ですので悲観してても始まりません。
そこで人類滅亡を防ぐべく八人の男女が選ばれることになります。
託された使命は、地球が人間の住めるようになるまでコールドスリープして再び人類を繁栄させること。

しかし、運命は残酷でした……。
コールドスリープから目を覚ますと誰もいなかった。
調べてみると三千年前に俺を放置して仲間達はすでに旅立ってしまった様子でした。

一人になって暇を持て余した俺は、暇潰しのために超高性能ドローンで外の様子を探索することにしました。すると、どうでしょう。地上は大自然に溢れ、空にはドラゴン、陸には謎のキメラが闊歩するワクワクする世界になっていたではないでしょうか!

そこに運命が訪れます。

野垂れ死にそうになっていた女の子を発見です!
それから急いで救出し、治療を施し、美味しいご飯を食べさせると女の子に告げられることになるのですが……「私にはこの恩を返す物がありません。ですから……私を買ってくれないでしょうか?」と、もろに人身売買ギリギリの交渉をされるわけです。

かくして、人類の繁栄のために、エルフの女の子と一緒にリサイクルショップを経営することになりました。

どんなものでも買い取ります。(科学の力でリサイクル)
どんなものでも売ります。(科学の力で何でも作る)

ここは世界の果てのリサイクルショップ――

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