『BUNBUKU-CHAGAMA』(『ぶんぶく茶釜』) / 星見柳太 (外部サイトで読む

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満月光る宵の闇。昭和の香りをそのまま残した崩落寸前の木造アパートの一室に、一人の男と一匹の狸が相対して座っている。狸はかの有名な、分福茶釜の末裔を名乗る。かつて助けてくれた幸平に恩返しに来たという。

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    BUNBUKU-CHAGAMA
    ぶんぶく茶釜
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