英雄追放~異世界転移して魔王を討伐した賢者の俺、王国を追放されてエルフの里に身を寄せる。【剣聖】に目覚めたのでエルフの姫を連れて旅に出ます~ (外部サイトで読む

宿葉 奏

「――金輪際、王国への立ち入りを禁ずる。今まで、ご苦労だった」

 故郷に帰ってきた日の夜、賢者ユキヤは敬愛する王から追放を言い渡された。質問を挟む余地もなく王城から追い出され、兵士たちに追われながら王国を後にする。

 失意と怒りに沈むユキヤだったが、兵士を撒くため力の限り走り、なんとか一息つく。
 二度とは見れぬ故郷を目に焼き付けようと、彼が王都へ視線を送った瞬間――物語の歯車は狂いだす。

 左手に宿る【賢者】の意思が望むのは、彼女の生。
 右手に宿る【剣聖】の遺志が願うのは、彼女の死。

 二つの”役割”を与えられた彼の旅が始まる。

小説を読む(外部サイトで読む)
★と感想

★を贈る

星を選択して「いいね!」ボタンを押してください。投票後、「いいね!を取り消す」ボタンを押せばいいね!を取り消すことが可能です。

感想を書く

感想を500文字以内で入力してください。入力した内容は作者の承認後、感想欄に表示されます。

通報をする

読者への感謝の気持ち