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【おまけ】転生筋肉神ちゃんは、やっぱり毎日が憂鬱なのDEATH?(後編)

 結婚してしばらくは、二人の時間を過ごした。そろそろ子供を作ろうかということになり、妊娠が分かると、眞子はボロボロと泣き出した。


「どうしよう、今、とてつもなく幸せだわ。何て例えるのが正解なのか分からないけれど、強いて言うなら、生まれて来るずっと前から薫ちゃんとの間に子どもが欲しいと思っていたっていうか。それが今、ようやく叶ったっていうか。とにかく、薫ちゃんの妻になれて、そして子どもができて、今、とても幸せだわ」


 薫も、彼女の言うことが何となく理解できた。そして彼も、彼女と同じ気持ちだった。二人は肩を抱き合うと、幸せに満ちた涙を流した。
 遊びにやって来た天狐に妊娠の報告をすると、彼女は何故か眞子のお腹に向かって〈オハナ〉と呼びかけた。胎児ネームをどうしようかと考えていた眞子は、天狐の〈オハナ〉をそのまま採用することにした。そして性別が女の子だと分かると、子供の名前は〈(はな)〉に決定した。

 眞子は様々なことを学び、仕事を通じて色々と経験したことにより、〈スポーツ選手を支えたい〉だけでなく〈一人でも多くの人の健康を支えたい〉とも思うようになっていた。しかし、薫が高収入であることと、眞子自身も堅実に貯蓄していたこともあり、まずは家族の健康を支えようということで産休ではなく退社を選んだ。
 華が幼稚園に入れる歳になると、眞子は〈自分の城〉を築こうと決意した。その件について薫に相談すると、彼は爽やかな笑みを浮かべて当然とばかりに言った。


「そのサロン併設のカフェって、もちろんジムも併設するんだよな?」


 そんな大掛かりなものは、眞子は予定してはいなかった。何故なら、それだけの広さの場所と機材を確保し、それ相応の人材を確保するとなると、どれだけお金がかかるか分からない。そう言ってジム併設を否定すると、薫はケロリとした顔で「金なら心配ないよ」と返してきた。海外では会社勤めをする傍らで株投資をする者が多いそうで、彼も周囲に(なら)って株をやっていたらしい。おかげで、かなりの資産があるのだとか。


「スポーツ選手も一般の方も、全てカバーするなら、やっぱりジムは欲しいところだろ。ていうか、俺が個人的に欲しい」


 信頼のおけるトレーナーや施術師の方々に声をかけ、カフェでの調理は眞子が自ら担当することにした。そしてとうとう、大手ジムと比べたらこじんまりとした規模ではあるが〈サロンとジム併設のカフェ〉がオープンした。オープン当日には天狐だけでなく、アリサ先生も来店してくれた。また、アリサ先生は常連となってくれた。
 彼女は時おり、ケツあごの外国人と一緒に来店したのだが、それはそれは面倒くさそうだった。きっとあのケツあごの方は職場の上司で、どうしても断れなかったのかなと想像しながら、眞子はアリサ先生を不憫に思った。
 カフェエリアが連日満員となると、続いてサロンも連日予約でいっぱいとなった。最後に、うわさを聞きつけてトレーニーたちが集まってきて、ジムの利用者も増えていった。眞子の〈城〉は、大手もびっくりするほど大繁盛した。


「なあ、眞子。今日、施術師さんに脚部のマッサージを教えてもらったんだ」


 ある日の夜、薫はとても上機嫌にそう眞子に声をかけた。どうしたの、と彼女が尋ねると、彼は〈立ち仕事でお疲れのようだから、ケアしてあげたい〉とサロン担当者に相談をしたのだという。彼はオーガニックオイルを手に取ると、さっそく試してもいいかと言ってきた。


「痛かったら言ってな?」

「うん。……あっ!」

「え、何、強すぎた?」

「いいえ。覚えたてのわりに、すごくいいところを攻めてくるなと思って」

「お、マジか。そいつは嬉しいな。じゃあ、動かしてもいい?」

「ええ。……あっ! あんッ! やだ、すごい! ああッ!」


 二人目を妊娠したと分かると、薫は会社を辞めて家事と経営を手伝うことにした。そのころにはカフェのスタッフも育っており、眞子自ら調理を担当しなくても良くなっていた。眞子と薫は子育てをしながら、カフェの新メニューや新規サービスを考えた。
 現役を引退して結婚し、子育てをしながらトレーナーをしていた恵子が、眞子のジムに移籍したいと願い出た。すると、スポーツ選手が今まで以上に集まってきた。選手向けの専用店舗を設け、選手育成にも乗り出すと、薫は〈自分ももっと専門知識を身につけたい〉と思うようになった。
 大学時代に学んでいたことや会社勤めをしていたころの経験のおおあげで、経営については自信があった。しかし自身も選手をやっていたとはいえ、指導者に回るには知識量が足りないと感じていた。元々興味があってサロンやジムのスタッフの手が空いた時に少しずつ教わってはいたものの、この際だからしっかりと学びたいと思ったのだ。


「父さんもお前たちと同じように学校に通おうと思うんだが、どうかな?」


 薫は娘と息子にそう尋ねた。すると、子供たちは「おそろいだね!」と言って喜んだ。こうして、彼はスポーツ科学専攻で大学院に通うこととなった。そのおかげで、彼らの〈城〉はより専門性を増し、多様性も生まれ、そして数も増えていった。気がつけば大手の仲間入りをし、華が経営を引き継ぐころには全国展開するようになっていた。



   **********



「なんだ、夢だったのか?」


 薫は声に出してそう言うと、不思議そうに首を傾げた。先ほど、たしかに自分はたくさんの親族と部下に囲まれ「ああ、いい人生だった」と思いながら、目を閉じ天寿を全うしたはずなのだ。
 そして薫はさらに、眉間にしわを寄せた。今自分の口から発せられた声は、明らかに自分のものではなく、小さな女の子のような声だったのだ。


「東郷薫よ、待っていたぞ」


 そう言われて顔をあげた先には、アリサ先生とともに時おりカフェを訪れていたケツあごの外国人がいた。彼はとても満足げに微笑んでいたのだが、その隣にいた女性――灰色の髪が印象的な美女――は、どことなくけだるげだった。そしてさらに、そのすぐ近くには二十代くらいの容姿の眞子と恵子、そして見慣れぬ少女が立っていた。


「えっ!? 眞子とケイちゃん!? てことは、やっぱりここは天国なのか!? ――さっきから、声がおかしいな。それに、どうして見上げないとお前らの顔が見えないんだ」


 薫が怪訝な表情を浮かべると、眞子が遠慮がちに鏡を渡してきた。鏡を覗き込んだ薫はわなわなと体を震わせると、腹の底から叫んだ。


「なんだこりゃああああああ!!」


 自慢の長身は小さく縮み、厚い胸板はつるぺったんに。
 シュッと引き締まった頬は愛らしいぷにぷにほっぺに。
 凛々しい黒い瞳はくりっくりの大きな赤目に。
 整髪油できっちりと整えられた黒の短髪はふわふわピンクのツインに。
 かっちりスーツはふんわりスカートに。

 地獄の番犬のような野太い声が天使のロリ声に変わっているのも、無理もないという感じだった。そしてこの見た目は、薫にとってとても馴染みのあるものだった。


「ちょっと待て! 何だこれは!! 娘の華の、幼稚園のころに瓜二つじゃあないか! 髪と目の色が違うって、格ゲーのツーコンキャラかよ!」


 眞子が何やらを言いあぐねていると、ケツあごが近づいてきてポンと薫の肩に手を置いた。薫はサアと顔を青ざめさせてガタガタと震えると、がっくりと膝をついた。薫は何もかも、全て(・・)を思い出したのだ。


「マジかよ! は!? どうして〈筋肉神教会〉は廃れてくれていないんだよ!」

「廃れるどころか、盛り上がっているぞ」


 そう言って、ケツあごはパチンと指を鳴らした。すると、どこまでも白が続くこの空間の上空にスクリーンが現れた。


『いいか、お前ら! 筋育も大事だがな、チートも大事なんだ。よく覚えておけよ!』

『神官様、チートと言うのはやっぱり〈俺つえー〉というやつですか!?』

『何を馬鹿なことを言っているんだ、お前は! いいか、チートと言うのはだなあ! チートというのは……』


 大きな神殿風のスポーツジムの中で、ハムによく似た青年が信者らしき人物を前に、額に汗を浮かせてエアろくろをしていた。彼は目を散々泳がせると、すぐ隣にいた女性に視線を向けた。彼女は、ちてきんによく似ていた。


『妹よ、説明を頼む』


 ちてきん似の彼女は呆れ返りながらも、チートとは何ぞやということを話し始めた。彼女の分かりやすい〈チートデイ〉についての説明に、信者たちは感激の雄叫びを上げた。

 薫がげっそりと肩を落とすと、ケツあごが不思議そうに首をひねった。


「むしろ、ぬしは〈小花薫〉のときと同じかそれ以上に、〈東郷薫〉の人生でも筋肉神としての徳を積んでいたではないか」


 薫は口をあんぐりと開けると、恵子を指し示して文句を言った。


「ケイちゃんが柔術をやっていなかったら! そしたら、俺が筋肉神ロードを再び歩むこともなかったのに!」

「何で私のせいにするんだよ。柔術を続けたのも、眞子がサロン併設のカフェをやりたいって相談したときに『ジムも併設させよう』って言い出したのも、わざわざスポーツ科学を専攻して筋肉についての知識を極めたのも、全部お前が自分で選んだことだろうが」

「じゃあ、俺に筋肉神就任をしてもらいたがってたケツあごが誘導を――」

「我は陰ながら見守ってはいたが、誘導は一切してはおらぬぞ。ぬしが自ら選んだことだ」

「ていうか、どうしてここに灰色の女神さんがいるんですか!」

(わらわ)の眷属であったのだから、立ち会えとあごがうるさくてのう。面倒くさいと言ったらないわ。ちなみに、妾はおぬしらのカフェに何度も通ったぞ。眞子の作る料理はどれもこれも美味であった。たこ焼きと同じくらいにハマッたのじゃ」

「は!? 女神さんも来てたんですか!?」

「あの、実は私も……」

「ソフィアまで!?」


 遠慮がちに話に参加してきた少女――ソフィアを、薫は仰天して見つめた。彼女は愛と説いて世界中を回った功績を認められ、死後は神族に召し上げられた。神となってから、ケツあごや魔道士とともにカフェを何度も訪れたのだという。
 あまりの衝撃に呆然としていた薫は、ふと「カフェに来ていたと言えば」と呟いた。すると、ケツあごが再びパチンと指を鳴らした。新たに現れたスクリーンに映し出されたのは、可愛らしい吸血鬼族の男の子だった。男の子はじっと薫を見つめると、勢い良く後ろを振り返った。


『おかーさーん! ピンクの子が、僕のことじっと見てくるー!』

『えっ、もうこっちと中継繋がってるの!?』


 アリサの声だけが聞こえてきたかと思うと、彼女は赤ちゃんを抱っこして現れた。彼女は義兄に当たる〈養子縁組先の家の息子〉に気に入られ、養子縁組を解除し、結婚することで再び縁組先の家の籍に入っていた。〈東郷〉時代にそういう話を彼女から直接聞いており、実は薫は彼女と〈いつか先生の子供にも会わせて〉と約束していた。


『ごめんなさいね。今、下の子にお乳あげてたものだから』

「おう、久しぶりだな。その子たちがお前の子どもか。そっくりだな」

『可愛いでしょう。今度また、直接会いに来てよ。――あ、あなたたちの住んでいた家、そのまま維持しておいたのよ。マコとケイはすでにそこに戻って生活してるから、あなたもそうして。あとね、〈小花〉時代に稼いだお金もそのままだし、むしろ〈東郷〉時代にもギャランティーが発生し続けていたわよ。筋肉神としての稼ぎも上々だし、裕福な神様ライフを送れるわよ。良かったわね』


 死神ちゃんが絶句していると、また新たにスクリーンが開いて別の場所に中継が繋がった。サーシャにそっくりな女性とエルダにそっくりの男性が映し出されたのだが、彼らと一緒に年老いた女性が二人いて、薫ちゃんに向かって微笑んだ。


『お花ちゃん、お久しぶり。私たちの子どもたちもね、今、裏世界で働いてるのよ』

「サーシャとエルダか? 久しぶりだなあ……って、え!? まだダンジョンあるのかよ!?」


 死神ちゃんが驚嘆すると、サーシャたちに代わってアリサが話し始めた。


『あのダンジョンはさすがに踏破されたんだけど、表世界の経済にガッツリと食い込んでいたものだから、無くしてしまったら困るじゃない? だから、あのダンジョンはそのまま残して、さらに踏破者限定で挑めるエクストラダンジョンを創ったのよ。ちなみに、難攻不落どころじゃあないわよ。もはや、虐めレベル。――まあ、そんなわけで裏世界はまだ存在するし、だからあなたたちが住んでいた家もそのままあるわけで。そうそう、死神課も人員が入れ替わったけれど、なんと、あなたの知ってる死神もいるわよ』

「は!? いまだに!?」


 薫が心底驚くと、新しいスクリーンが開いて鉄砲玉・マサがドヤ顔で現れた。その隣には、ピエロ(本来の、蠱惑的な妖艶美女)が立っていた。そして彼らの後ろをゴブリン嬢がやんごとない速度で手を振りながら通過していき、薫は思わず「ゴブリンの寿命って、どのくらい長いんだよ!」と叫んだ。
 マサとピエロはゲラゲラと笑うと、薫に向かって話し始めた。


『おう、久しぶりだなあ。俺様、いまだ現役だぜ! 何故かよー、金が貯まんねえんだわ。おっかしーよなあ!?』

『あちしはつい最近まで死神してたよ! 〈復活〉も〈転生〉も嫌だなあと思って、そのまま働いてたんだけどさ。小花っちたちの一生を見てたら、なんか、老いて死ぬのも悪くないかなと思えてきてさ! それで〈復活〉したんだ!』

「は……? 〈小花っちたちの一生〉……?」


 薫は盛大に顔をしかめると、唸るようにそう言った。眞子は苦笑いを浮かべると、とても言いづらそうにポツリとこぼした。


「放送、続いてたのよ。〈今日の薫ちゃん〉」

「はい……?」

「もちろん、薫ちゃんだけじゃあなくて、アタシや姉さんもクローズアップされてたみたいなんだけれどもね」

「いやいや……。……は?」

「あ、さっきも薫ちゃんをお迎えするにあたってダイジェスト版の放映をしていたのよ。――あの、魔道士様。あの〈初マッサージ〉のくだりなんですけれど、編集に悪意があると思いません? あれじゃあ、あの後そのまま致して(・・・)、その結果、二人目ができたみたいじゃあないですか。しかも音声だけ聞いたら、まさにそんな感じですし。破廉恥ですわ。カットしません? カット」

「何を言う。ああいうのを挟んでいかぬと、面白みがないであろうが」

『そうよー、マコ。あれはね、絶対に必要なシーンなの。DVD発売の際も、あの流れで行きますからね』

「ちょっと、アリサさん!? 君は、何を言っているのかな!? あと、女神さんもしれっと同意しないでくれません!?」


 薫が憤りを露わにすると、白い空間にいる〈神族の面々〉もスクリーンに映し出された面々も一斉に笑いだした。そして彼らは優しげに薫を見つめると、「おかえりなさい」と声を揃えた。その直後、新たなスクリーンが表示された。そこに映っていたのは天狐と、彼女に代わって〈アイテム開発・管理〉の長に就いたという天狐の弟だった。


『マッコ、おケイ、薫ー! お夕飯の準備が出来たのじゃ! ソッフィも来るであろう!? みんな、早く帰ってくるのじゃー!』


 薫は苦笑交じりにため息をつくと「何だか疲れたし、帰るか」と呟くように言った。そして、眞子に向かって〈抱っこして〉のポーズをとった。すると、眞子はマッコイへと姿を変えて、薫を抱き上げた。薫は驚いて目を剥くと、口をパクパクとさせた。マコ(・・)の横にいた恵子はニヤリと笑うと、くるりと一回転してケイティーへと姿を変えた。


「え、お前ら、どうして!?」

「だって、抱っこするなら()()()()姿()のほうが疲れなくていいじゃない」

「神族になったんだもの、このくらいワケないよ。――あとでこのお姉ちゃんが〈おっさんに戻る(すべ)〉を教えてしんぜよう」










 白い空間を抜けて裏世界に降り立つと、薫は苦々しげな表情でため息をついた。


「親族や部下たちに囲まれて最後を迎えるっていう〈素晴らしい幕引き〉だったはずなのに」


 マコはきょとんとした顔を浮かべると、肩を竦めて薫に返した。


「あら、仕方ないわよ。だって、このお話はギャグコメディーなんですもの。あの最終話のしんみりとした雰囲気のまま、終わるわけがないじゃない。きちんとオチをつけないと」

「……お前のそのわけの分からない発言、久しぶりだな」


 薫がフンと鼻を鳴らすと、ケイとソフィアが笑いだした。そして四人は、天狐の待つ〈死神ちゃんの家〉へと帰っていったのだった。




 ――――おあとがよろしいようなのDEATH!










*** 以下、どうでもいいオマケ ***

【 筋肉神・薫 】
幼女、もしくはおっさんの姿で現れる。
おっさんの姿だと〈筋肉神である〉と認識されづらいのが悩みの種。

好きな筋肉の部位は、選べない。
(ひとつひとつの部位に、こだわりがあるらしい)

筋肉を愛し筋育を大切にしているわりに「俺は毎日がチートデイ」と(のたま)い、甘いものを食べまくる。
そのため、妻のマコによく怒られている。

なおチートデイとは、ダイエットや筋育を行う際に訪れる〈停滞期〉を脱するために行うものである。
ざっくりと説明をすると〈一週間に一度だけ、好きなものを食べて良い日を設ける〉というようなものである。


【 マコ 】
女性、もしくは男性の姿で現れる。
筋肉神の妻で、健康にかかること全般と食を司る神。

好きな筋肉の部位は、腹筋と大殿筋・大殿二頭筋と胸筋と胸鎖乳突筋。
(男のエロスを感じられる部位がお好きな模様)

安全なトレーニング方法やケアの仕方などを教えてくれるが、一番得意なのは料理。
彼女の作るものはどれも凄まじく美味しく、〈毎日がチートデイ宣言〉してしまいたくなるほどである。


【 ケイ 】
黒髪黒目、もしくは金髪緑眼の女性の姿で現れる。
マコの姉で、スポーツと戦いの神。

好きな筋肉の部位は、腹筋と上腕二頭筋とヒラメ筋。

マコ同様に、安全なトレーニング方法を教えてくれる。
また、勝利を掴むためのコツなどを伝授してくれる。
可愛いものが大好きという側面も持っており、そのため体を鍛える女性の味方でもある。
筋肉はそのままにファッションも楽しみたいという悩める女子は、この女神に助けを求めるとよいとされている。

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