バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

2

今日と言う日は、ユウとサーシャにと

ってのまさにお宝ハプニングの日であった。

サーシャはクーラーの暖房を27度にして部屋を暖める。

季節は冬だった。

大所にある棚から醤油せんべいと丸い

ボールを取り出すと、醤油せんべいの

袋を開けてボールにガサガサと全部入れた。

サーシャはお茶を飲むきゅうすの蓋を

開けると、お茶の葉を適度に入れてこ

の中に冷たい水を入れた。

クーラーのお陰でで部屋は暖かくなっ

ていた。

サーシャはにこやかな顔をするときゅ

うすを右手でつかんでお茶を置いてあったコップに注ぐ。

時刻は8:48分になっていた。

サーシャはコップと醤油せんべいの入

ったボールを手に取ると、テレビの前

に座り、テレビをつけて4チャンネルを

押した。

サーシャは思った。

(あー、そろそろ番組が始まるなー、当

たるといいなー)

外はカラスがカーかーと泣いている。

小さい子供たちが遊んで、その笑い声

が聞こえた。

しおり