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第4話 人魚の姫さま日本に! (19)

と、思いながら様子を見て確認をした。

「そ、そうですか……では大丈夫そうですね、新太? 先程の件もあるので(わたくし)少し心配をしてしまいました……それに余り気になさらず、あ・な・た、急に(わたくし)達二人も来訪した訳ですから、お酒のつまみ程度の簡単なものでよろしですよ」

すると姫様、『ほっ!』と、したような表情で述べてくれたよ。余程僕の事を心配してくれていたみただね?

特に先程の件と申していたから、『自殺!』の事が気になるのかもしれない?

また僕がするのでは?

と、思って心配してくれているのだと思うよ。そう考えると、流石一族の家長である姫様、僕みたいな雑種でもちゃんと一族の者扱いをしてくれるんんだと思うと嬉しくなる。

特に僕にはもう、身近には身寄りが居ないんだと思っていたから本当に嬉しいし。これからは姫様の『ナイト!』と、して生きていくんだと決めてから。

『大丈夫! 心配しないで!』と、述べたい気持ちにはなるけれど。今僕姫様に述べると、特に若い……。それもこんなにも美しい女性二人に心配されると、本当に嬉しいから、何か涙が出てきて泣きそうになるから今は述べるのを我慢をしておくね。又機会があればという事で……。

と、思っていたら。今度はね、ラフィーネさんが、自身の艶やかな紅の塗られた、朱な唇を開き始めたよ。

「えええ、姫様の申している通りで、御気に為されずに……私も簡単な物でよろしいですよ……それよりも、先程から|旦那様《・》が扉を開けて覗いている、その白い箱は何ですか?」

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