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第4話 人魚の姫さま日本に! (4)

もしかして、遠回しに僕が、独身なのか尋ねているのか?

と、思ったけれど。

流石にそこまでは、僕自身もズウズウしくはないからね。現状を考えて、多分執事かメイドさん達がいないのか?

と、尋ねてきたのだと思うから。ここは僕自身をアピールする場面だと思って、ラフィーネさんに口を開き始めた──『頑張れ! 僕!』と、思いながら。

「いえいえ、ラフィーネさんはよろしですよ。人それぞれ、間違いという物がありますから。本当に気にしないでくださいね」

 僕はね、彼女に、そう述べたんだ。(エヘ♪ 恰好いいでしょ! (笑))

それにしても、僕の肩に手を掛ける。ラフィーネさんだけどさ、本当に大人の女性という感じでね、魅力的だよ。僕ね、彼女には本当に憧れるんだ……それにさ、彼女の銀髪の美しい髪からね、とても良い香りがするよぉ~!

それが、僕の鼻孔を刺激する~!

本当に良い匂いだ!

 それにさ、姫様もね、綺麗は綺麗だよ。異母姉妹なんだから二人はね。けれども姫様は領主様だし、僕の主様でもあるからね。先ずは敷居が高いというか……僕では相手にされないと思うしね?

 でもね、姫様の話しを聞いてみると。僕自体は人間の血がかなり入っているから、もう人魚というよりも、人種らしいんだよ。

でもね、分家ではある事は間違えはないけれど。一族の中でも門を守る事を主家命じられて、守ってきた勇者の家だから。

ダインドーケ伯爵家の中でも屈指の良家みたいで。姫様の異母姉妹でもある、姉のラフィーネさんとなら。僕が彼女にプロポーズをして──ラフィーネさんが、『いいですよ!』と、返事をくれれば嫁にする事も可能みたいんだ。

だからね、タイミングを見計らって、彼女にプロポーズをしたいんだよ。

 それでさ、先程から僕の頬に『サラサラ』と触れてくる。良い香りの銀色の髪に随時触れていたいし、この|ラフィーネ《モノ》さんを僕だけの所有物にしたいんだよね。

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