第5話 僕は漢の為に頑張るよ! (7)
「えっ? それじゃ、いけないの、閣下?」
「当り前じゃ、呂布姉……これだと、晋作が男という異種族だと皆に説明をしても解らんではないか?」
まあ、こんな感じでね、僕のママ二人は話しを始め出したのだけれど。まあ閣下が、困った顔しながら、呂布ママに述べてる通り、僕のこの容姿だと、皆さんに異性の男だと説明をしても納得しないかも。
だってさ、僕と呂布ママの両サイドに並んでいる煌びやかな女性達は『ヒソヒソ』と、いった感じでね、周りの人達と。僕を見ながら話しをして、ざわついている感じだよ。
まあ、でも僕のこの容姿を見れば仕方がない気もするけれど。
『……ん? あああ……そうか?』
皆さんも先程から悩むよね。僕の容姿が『どうのこうの』と述べられても、全然見えない訳だからね。
う~ん、どう述べたら良いかな?