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第3話 異世界(故郷?)へときました! (20)

「はぁ、そうなんですか? こちらこそ、よろしくお願いします……え~と姫様? これはどういう事なのでしょうか? 私にも、もう少し分かりやすく、説明をしていただけると助かりますが?」

 でもさ、ラフィーネさんは、僕の笑顔に、愛嬌良く振る舞う処ではないみたい?

とにかくさ、何が何やら分からない? と、いった感じだし。ラフィーネさん自身は、まだ腑に落ちない顔をしているようだよ。
でも、まあ取り敢えずはね。姫様が扉の向こう──そう日本から、僕の安否が心配になり、戻ってきてくれた事で、この場の騒ぎは丸く収まったのだが。

 まあ、その後はね、メイドのお嬢様達三人には取り敢えずは、こんな感じで。
「貴方達、今日の仕事の方はもう良いですから。自分たちの部屋の方に戻りなさい。これからは身内だけの大事な話がありますから……」と、告げてね。三人のメイド嬢達に命令をしたんだよ。今日のお仕事の方はもう良いからと。

 とにかくさ、姫様は、この部屋から三人のメイドのお嬢様達を慌てて退去させたのだ。

 だって姫様、先程扉の事は、一族の重要な秘密で宝なんだと、僕に述べていた訳だから。一族の者で無い者に聞かれると、本当に不味いんだろうな?と、思ったよ。

 まあ、とにかくそんな訳だから、三人を慌ててこの部屋から退去させた──でもメイドのお嬢様達三人は、この部屋から出て行ったのだけど。良く見るとさ、何故だか分からないけれど?

 先程も述べた通り、腑に落ちない顔をしたラフィーネさんだけは、残っているんだよね。

 だから僕姫様の方を見てね、アイコンタクトを入れたんだよ。ラフィーネさんいるけど、話をしてもいいのかな日本の事を?

 そう思いながら、僕は海のように美しい、姫様の碧眼の瞳を見つめたのだけど。

さてさて人魚姫は僕に気が付いてくれるかな?

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