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第4話 これがゲームの世界? (21)

 それにさ、僕だって、この世界に着たのは安易で決めた訳ではないんだよ。それこそ歴史を変える事が不可なら、最後は僕の閣下と、串刺し、火炙りの刑にされても良いよと覚悟を決めて着たのだから。いくら殴られようが死んでも閣下を離さない。

 まあ、僕は、それぐらいの覚悟で着ているから、これぐらいの事では負ける気はしないよと、思うのだけど。……でもね、このままだと、本当に僕は、彼女に殴り殺されて電子のチリに変わってしまうかも知れないね?

 だからどうしたものかと悩んでしまうけど。逃げる訳にはいかないからね。

 う~ん、困ったな?

 まあ、一番良いのは、僕の閣下が起きてくれれば良いのだけれど。ちょっ僕が張り切り過ぎたお陰で、家のママは疲れきって起きてくれないねし。座り込んだ女性は、相変わらず僕の顔と体を『ボコボコ』と強打しながら。

「しっ、しているではないか、気様は! みだらな恰好で私の閣下に抱き付きついているではないか? 本当に閣下よりも胸が無いチイパイの癖に……」

 ううう、今度は、僕がチイパイとか、訳解らない事まで述べ出したよ。
 僕はチイパイも何も、基本男だから、オッパイなど無いのが当たり前だから。彼女に「僕は男だから、オッパイなどないよ──!」と、憤怒しながら言い返してやったよ。

 それも大変に大きな声を出してね!

「はぁ、何、男だと? ……それってどんな物なのだ?」

 と、今度は不思議そうに声で述べてきた──彼女の顔は僕には見えないから。多分としか述べる事が出来ないけれど?

 僕ね、ふとさ、彼女の今の "男" の言葉に不思議そうに反応したので思い出したのだ。良く考えるとさ、このゲームの中の電子の世界は、僕以外は女性ばかりだと、(うち)の閣下が述べていたのを思い出したんだよ。

 と、なると。これはもしかして、反撃のチャンスかも?

 僕はね、ふとさ、良い策を思い出した!

 だからこれから、彼女に対して反撃の狼煙を上げようと思う。それこそ『我に策アリ』だ。

 『よ~し!』これから僕は頑張るから、皆さん応援してよね。


 ◇◇◇◇◇


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