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第4話 これがゲームの世界? (9)

『とにかく……我慢だ! 我慢だ! 我慢だ!』

 そう心の中で僕は唱えたよ。

〈ギシギシギシ……〉と、〈ガバッ──!〉と、いった感じの後は。

「うぅ~ん、閣下~(♪)」と、後ろ子から甘い声が聞こえてきた。

 だから『えっ? なっ、何々?』と、思う僕……。

 僕の背に居た女性──いきなり、僕と閣下が寝ている床のシーツに入ってきたよ。

 ……その後はね、甘い吐息の囁きで「閣下~♪」と呼び掛けているよ、僕の閣下(ママ)に……。その後は僕がいる事に気づいていないのか?

 そのまま僕の背と閣下とを一緒に包み込んでくれたよ……。

 だから僕にとっては大変良い事で、男冥利に尽きるけど……。でも、どうもね、僕を閣下と勘違いしているみたいだと思うし?

 それにさ、僕の閣下は正真正銘の女性だから。僕の背に軟らかい|肢体《からだ》を妖艶な仕草で擦り付けて甘えてくる女性は、もしかして女性が好みの方なのかなと、思ってしまった?

 う~ん、そう言えば確か?

 閣下先程述べていたよね、この世界は女性しかいない世界だと。

 ウム、なるとこの世界は、女性同士の恋愛や結婚が普通で、百合の世界観が普通なのかも?

 う~ん、そうなると、正にこの世界は、閣下の申していた通りで、電子、ゲーム等のファンタジーの世界なのかもね知れないね?

 まあ、僕はそんな事を考えながら、この後の事をどうしようか?

 と、悩み始めるけれど。

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