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第2話 出会い! (2)

まあ、それだかなら良いのですか? 実はその他にも|私《わたくし》自信を借金のかたに連れて行くとも申してくるのですよ。失礼にも。それで返済出来なければ、奉公して体で払えと……。

で、でもですね、本当にそんな事を|私《わたくし》に申してきても知りませんよ。親が作った借金ですので。だから先程家臣に伝えた通り……でも皆は借用書があるから無視は出来ないと申すのみだから。本当に気が利かず、臨機応変に出来ない頑固者達ばかりですから、困ってしまって、ワンワンの|私《わたくし》なのですよ。

だって、皆はどう考えているか知りませんが? もしも、この家が無くなるような事にでもなれば。家臣達は路頭に迷う訳ですから。あんな生意気な商人達など斬ってしまえばいいのですよ‼

と、いつも思っている|私《わたくし》なのですが、家臣達は家の恥になるし、傷がつくからと、馬鹿な事ばかりを述べてくる者達ばかりなので。だから|私《わたくし》は、家臣達にモノ申してやりたいのです。


では|私《わたくし》自身が、商人達の|玩具《おもちゃ》になれば良いのかと? 声を大にして──叫んでやりたいです。家臣達に……

まあ、そんな訳と事情ですから、側近の家臣でもあるラフィーネ等は、本当に分かっているのかしら? 先程の態度もそうでしたけど。最初に売られていくのは、|私《わたくし》の義理の姉でもある、あ・な・た・なのですよ。

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