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襲撃のプレデュード3

シャトルの操縦者の一人が言う。

(降下率8パーセント、高度120キロ、被害温度上昇)

シャトルとレギオスは、何か砂のような物に巻かれながら降下していく。

ステックは言う。

(地球だ、ついに俺は親父の故郷に来たんだ)

シャトルでは、緊張した声でマリーンが隊長に言う。

(小隊長、被害温度異常加熱中です)

小隊長は驚きながらマリーンに返した。

(なんだって)

マリーンは続ける

(さらに大気圏上部のイオンそうに異常があります)

シャトル操縦者たちは皆、ありながら報告する。

(コンデションオールレッド、機内温度上昇、コントロール不可能)

ついにシャトルの翼が割れて折れた。

悔しそうな顔をしながら操縦者の一人が言う。

(インビットめ、大気に何か細工をしたな、このままじゃあ、バラバラだ)

マリーンは絶望した顔をして言う。

(後続部隊との通信不能)

青いレギオスの機体の一部が破壊された。

ステック

(大気の異常もインビットの仕業なのか、トレットメインノズルダウン

レギオスは、足を前に曲げて、逆噴射をした。

もはや、シャトルもレギオスもふうぜんのとももしびだった。

シャトルのほうが、レギオスより先に落ちていく。

ステックは焦りながら言う。

(ポリゼントが、マリーン)

ステックは絶望しながら言う。

(なに、地球からもインビットが来るのか)

青いレギオスは後ろに合体している機体を放して、シャトルを追った。

地球からは、インビットの大群が上昇してくる。

もはや一刻のゆうよもなかった。

ステックは絶望しながら叫んだ。

(エンジンが、こんな大事な時に
マリーン、はやく脱出しろ)

それがムダなことだと知りながらステックは叫んだ。

シャトルはついにインビットの攻撃で、大爆発をした。

ステックは心の中が真っ白になりながら無言で、別のシャトルたちを見た。

地球に降下していくシャトルとレギオスの部隊は、インビットの攻撃と策略で、次々に大破していく。

ステックは言う。

(後続部隊が)

青いレギオスもまた、どこかが大破した。

しかし、奇跡的にもステックの乗る青いレギオスは地球に降下することに成功した。

地球奪還軍はこうしてまた、インビットに破れ去った。

青いレギオスは地球のどこかの森に不時着した。

レギオスはボロボロになり、もはや動く事は出来なかった。

ステックは真っ白になりながら、コックピットから外に出て、休憩をした。

ステックは心が冷たくなりながら恐怖して、怯えていた。

やがて夜になった。

森には誰もいなかった。

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