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はじまり

あなたは未来をどう見てますか?
明日も未来といいますが、きっと未来といったら将来の夢や就きたい仕事といった子どもでいう大人になることを考えますよね。
そんな未来から自分あてにメッセージが届いたらあなたはどうしますか?
その通りに行動しますか?それとも自分が決めた道を選びますか?人の考えはそれぞれです。

この物語は、告白する勇気が出ず、一度絶望に落とされかけた物語であり、その時に未来からのメッセージが届き彼に勇気を与えた物語である。

その男の子の名前は優輝。名前の通り優しく育った。誰にでも優しくし、頼られていた。
男女関係なく遊ぶこともできて、家族とも仲良く、恋だってしていた。毎日を楽しく過ごしていたのだ。

だが、“恋”が彼を苦しめた。そして、一人の少女の出会いで救われた。

それは・・・彼が中学2年生の時の出来事がきっかけにはじまるのだ。




俺の名前は高橋優輝。現在22歳の大学4年生。
高校生の時にやりたいこと・就きたい仕事が見つかり、そのためにこの大学に行った。
今はすごく楽しい日々を過ごしている。勉強することも楽しくて、大学通いながらバイトをし、友達とも遊んでいる。そして・・・

「優くーん。お迎えに来たよ」

この子はあみ。俺の彼女。中学の時の同級生で付き合い始めたのは高校二年生の時だった。
彼女は今、高校で養護教諭として働いている。今日は、休みだったため迎えにきてくれたのだ。

ちなみに、同棲している。結婚式は俺が就職をしてからするつもりなんだ。

まあ、今はこんな幸せな日々を送っているが、一度絶望しかけた時があった。
それは、中学二年生の時の出来事がきっかけだった。
これは、俺の物語である。みんなは信じないかもしれないが、俺は『未来』に救われたのだ。
今からは俺の話になるが、聞いてくれ。





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