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衝撃

「スティーブンさん、私の知り合いの ローレンス・バルボアさんと連絡が取 れました。

できれば今、彼が貴方にお話を伺いた いというのですがどうします」

スティーブンは覚悟を決めて言う。

「ああ、俺でよかったら知っているこ とを何でも話そう」といいレイジェル から電話を渡され

た。

スティーブンは言う。

「もしもし、はじめまして、スティー ブンと言います」

ローレンスが言う。

「はじめまして、ローレンス・バルボ アと申します。スティーブンさん、貴 方がしっているこ

とを全部聞きたいのですが、よろしい ですか」

スティーブンに緊張が走った。

スティーブンは言う。

「はい、何でもお話しします。」

ローレンスは日本製のコーヒーを飲み ながら話した。

「スティーブンさん、まず、その人形 のことですが、博物館に賊が侵入して 、無くなったとい

うことはありませんか」

スティーブンは言う。

「いゃ、確かに大きな自信はありまし たが、館内に設置してある監視モニタ ーを全部調べまし

たが、それらしいものは一切ありませ んでした。ただ」

ローレンスは言う。

「ただ、とは」

スティーブンは額に汗をかいた。

「ただ、人形がいた監視カメラに奇妙 なものと、ありえないものが映ってい ました。」

バルボアは興味深そうに聞いた。心霊 現象が起こったとき、映っているもの は世界にいろいろ

あるが、その中で、確かに科学的に調 べても説明のつかないというビデオは あった。

スティーブンは言う。

「か、監視カメラのビデオに、黒い大 きな人魂が三体と、う、動いている「 イエズラ」の

人形の姿が映っているんです。

スティーブンはこの出来事を思い出し たくはなかったが、仕方なかった。

ローレンスは言う。

「そのビデオを見せていただけません か・・・・・・」

スティーブは、いざと言うためにその ビデオをダビングしていた。

館長がそのビデオを見た時には、すぐ にそのビデオを闇の中に封印してしま っていた。

こうして、真実のビデオは残ったこと になる。ビデオのDVDを持っている だけでもスティー

ブンはおかしくなりそうだった。

バルボアは「なるほど」といい、少し 考えた。

そして言う。

「では、スティーブンさん、いつお暇 ですか、できれば早くその

ビデオを拝見したいのですが」

ステー分は言う。

「俺はしばらく仕事を休みますので・ ・・・・・そうですね、

3日後の1時ごろ俺のうちで見るという のはどうでしょう。

お時間は取れますか・・・・・・」

バルボアは「ちょっと待ってください 、今スケジュールを見てみます」

といって、しばらく待った。

バルボアは言う。

「1時ですね、大丈夫です。では、私は 直接あなたの家に向かいますので、住 所を教えてください。」

スティーブはバルボアに自分のうちの 住所を教えた。

スティーブンは言う。

「では、3日後の1時にお待ちしていま す。レイジェルさんに代わります」と 言って、受話器を渡した。

レイジェルは最後に挨拶をしてから電 話を切った。

レイジェルはスティーブンに言う。

「よかったですね、スティーブンさん 、彼の腕は確かです、私のこともよろ しく伝えてください。」

と言って、にこりと笑い、スティーブ ンの緊張を取った。

スティーブンはレイジェルに感謝をい って、こう告げた。

「レイジェル先生、ありがとう、とこ ろで、サリーのことなんだが・・・・ ・・」

二人に緊張が走った。

レイジェルは言う。

「そうですね、だが、今は何も話さな いほうがいいでしょう。

今日の彼女はあまりにもショックが大 きすぎる、しばらく彼女には入院して もらいます。精神的な薬の投与とカウ ンセラーを手配しなければ・・・・・ ・・」

スティーブンもそう思っていた。

スティーブンは言う。

「先生、なにからなにまでお世話にな ります。彼女には小学 2年生の娘がい るんです、名前はジョアンナといいま す、できれば」

といったところでレイジェルは言う。

「大丈夫ですよ、あとは全部面倒を見 ますから・・・・・・・・

とりあえず、その子をこの病院に連れ てきてください。そのようなケースは 、日常茶飯事です。何も心配しないで 、後は私たちに任せてください。」

といって、スティーブンの肩をたたい た。

スティーブンが涙を流しながら頭を下 げた。

「ありがとう、せんせい・・・・・・ 」

スティーブンは困った顔おをしながら 言った。

スティーブン

(先生、もう少し分かるように説明して くれないか)

レイジェルは(すみません)と言って、話 す。

レイジェル

(つまりですね、ショックで意識に障害 がでています)

スティーブン

(なるほどな、それでどうすれば直るん だ)

レイジェルとレミーは深刻な表情をし た。

レイジェル

(残念ながら、これといつた解決法はあ りません、これから、手さぐりで、さ がさなければなり

ません、現代の精神科の医学をもって しても、PTSDを解決する方法はありま せん。

ですが、スティーブンさん、どんなと きでも我々は希望をすてるわけにはい きません。

貴方の協力も絶対必要なのです)

スティーブンはこの説明で、はじめて サリーが背負いきれない重荷をもって いることがわかっ

た。

それに、すべての医師たちがどれほど 重たい心の荷物を背負っているのかも 。

スティーブンは覚悟を決めていった。

スティーブン

(OK、分かったよ先生、俺はこれからど んなことがあってもサリーと子供を守 る。

たとえ、あの人形が襲ってきてもな)

レイジェルは優しい声で言った。

(そうです、これからがすべての始まり です。しかし、あの人形の事は彼に任 せなさい、

大丈夫、彼が協力してくれる以上、サ リーさんたちには指一本触れさせませ ん。どうか信じて

ください)

とレイジェルは力強く言った。

スティーブンもやっと笑った。

スティーブン

(ああ、そうだったな)

2人を見ていたレミーも笑った

スティーブンは言う。

(そうだ先生、サリーの娘のジョアンナ の事なんだが••••••)

レイジェルは言う。

(今から連れてこられますか)

スティーブンは考えた。

スティーブン

(いゃっ、2日ほど彼女と一緒にいるよ 、話を、しなければならないしな)

レイジェルはうなずく。

レイジェル

(それがいいでしょう、辛いことですが ••••••)

スティーブン

(ああっ)

レミーが言う。

(サリーさんの娘さん、ジョアンナてい うんですね、彼女の事は私に任せてく ださい、スティ

ーブンさん、こう見えても子供には好 かれるんですよ、私)

と髪をかきあげてレミーは言った。

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