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第十八話『凡人故の構想と特訓』2/5

正明「……」
ジャンと付き合う……。
首を横に降った。そんな事のために、それは……。

あー、はいはい。頭切り替えろ。
それ以外にももう一つ。

『日本最強の二階堂春樹を倒した竹原正明』

それが成功すれば次のステージとして、その後近寄ってくる雑魚相手に確実に絞るためより鍛錬を積まなければならない。
もしオレがそんなにわか雑魚相手に五割を下回るのならば本末転倒も良いとこ。

二階堂春樹を利用し、北村憂を超えた時。
竹原正明が名実共に最強のポーカープレイヤーになる日だ。

正明「つーかオレ、実はもう結構強くね?」
正直憂ちゃんやラシェルが特殊なだけで、一般人相手なら今の実力でもある程度通用するんじゃないか。
そんな楽観的な見方ができるほど対人戦では負けにくくなっている。

うむ。真っ向勝負をしても二階堂春樹程度ならなんとかなるかもしれない。
もちろんそんな舐めた奢りを消し飛ばすほど、日本最強さんはきっと強くて、真っ向勝負ならかなり分が悪い勝負になるのだろう。

そこで!!!
正明「マークトデック~」
マークトデック。
圧倒的なIQ777の竹原正明は一瞬(二日)でその52枚全てのトランプを暗記に成功した。

暗記をした。のだが、やっぱり100%の自信はないので今もこうしてトランプを眺めているのである。

ピーンポーン
正明「おい。テレビヤクザが来たぞ。追っ払え」
正明「……」
正明「……あん?」

見ると、モチの姿はない。
鏡望代は長い間飯を与えないと一旦自宅に戻る。曰く、家内誰もいない時間を狙っているらしい。
なら帰ってこなくていいのに……つーかそれならオレのも持ってこいよ使えねえカスだな本当に。

ピーンポーンピーンポーンピーンポーン。

正明「あー、うっぜえうっぜえ……!」
ってもしかして……いやいや、今日は騒いでないですよ。
ドアを空けると――

△【イベントCG000・ぎゃおーレイナ】
恐竜「ぎゃおおおおおおお!」
正明「あんぎゃああああああああああああああああ!!!!???」
恐竜「ぎゃお! ぎゃおおおおおおおお!」
正明「うわ、ひっ、ひゃ、おおおおおおおお!」
恐竜「ぎゃおおおおおおおおおおおお!!!」
正明「うわああああああああああ!!!」
恐竜「あははははは!」
正明「うぎゃああああああって何笑とんねん!」
恐竜「じゃじゃーん!」
その効果音と共に被り物を外すと、その中身は見知った顔。

レイナ「なんとプテラノドンの正体はスーパーアイドル進藤レイナちゃんでしたー!」
正明「やめろよそういうの!」
レイナ「ぎゃおおおおおお! あははは、可愛い? 可愛いでしょ。だってレイナアイドルだっし~」

あー、うっぜ。やべえ、こんな100均みたいなのに……くそ、マジで心臓早え。
レイナ「あの、お邪魔していいですか?」
正明「もうすっげえ邪魔したからな。ふざけんなよてめえ」
レイナ「お邪魔しまーす!」

元気良く明るく返事をするが、一向に入って来ない。

正明「あん? 暇つぶしに来たんだろ。入れよ」
レイナ「……」
レイナ「あのー、よろしければスリッパを頂きたいのですが……」
正明「そんな物ございません」
レイナ「え、マーサー。スリッパって安いよ。3,000円ぐらいで買えるよ」
どこの世界に3,000円のスリッパ履くバカがいるんだよ。100均に並んどるわ。
正明「この家和風なんで」
レイナ「あはははは! 和風天井低ーい!」

こいついつかぶっ飛ばしてやる。

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