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第十二話『深夜テンションの早朝特売』2/3

△【イベントCG045・きのこ狩りの説教をする斬】
斬「ダメだよ」
正明「……」
望代「……」
斬「……はあ」
斬「あのね、山に入ってきのこ狩りって……お願いだから常識という言葉を覚えよう。贅沢は言わない。少しでいい。常識のじょ、で十分だ」
正明「ジョン」
斬「ボクは日本人のジャンだよ。でも本当は斬だよ」

一旦仕切り直す。

斬「いいかい。これは不法侵入に窃盗。犯罪行為になる」
斬「それに危ないきのこを掴んだらどうするつもりだい。最悪の場合命に関わる問題だ」
斬「そんなバカな事をして君たちはどうなったのか身を持って知っているはずだ」
正明「……」
望代「……」
斬「いくらもしないよ。100円ぐらいで舞茸やえのき、しいたけ。なんでも揃うよ。犯罪行為に走る必要はない」
斬「スーパーに行こう。ボクが荷物を持つ」
正明「……」
望代「……」
斬の口撃が終わるのを待つ。
正明「……」
望代「……」
どうやら反撃はここまでらしい。

正明「――言いたい事はそれだけか?」
斬「……」
オーマイガーとでも言いそうなオーバーリアクションで顔を伏せた。

正明「今ジョンが言った事を――オレは一瞬で黙らせることができる」
斬「ジャンだよ」
おい、と催促すると、ん、と返事が返ってくる。

『きのこ大図鑑』

望代「くふふ」
正明「もう一度聞いてやろう。何か問題でも?」
斬「マサ。窃盗の反論をしてくれ」
正明「ごちゃごちゃうるせえなジョン。ロジハラやめろ」
望代「はい論破」
斬「……」


四光院斬論破!!!!!!!!
キュイーンキュワンキュワンキュワンキュワン テーテーテーテレテレテレテレテレテレテレーテー!


エリートギャンブラーである竹原正明ほどのクラスになれば、脳内でパチンコすることも可能である。(病気)

正明「ま、喧嘩がしたいわけじゃねーんだ。味噌汁さえ準備してくれればもやしもやる。きのこもやる。そして、鶏肉もご馳走してやる」
斬「……」
ある程度付き合いのある斬だからわかるが、ここで数百円程度、ボクが出すよと言えば本気で怒るのが竹原正明。
奪うのは良いが恵んでもらうのはイヤと。
そのくせ時には恵んでくださいとお腹を見せながら鳴き声を出すのが竹原正明。
いやもう本当に面倒くさい男である。

望代「きのこは後でいいし。スーパー行くぞ」
重い瞼に抗い、ふらつく望代を先頭にゆっくりとぞろぞろ付いていく。
望代「いってきます……」
それが、鏡望代の最後の言葉で
望代「じゃねーから。くだらなえこと、あれ、言葉。言葉が……」
正明「はっははは……あー。ははは。ちょっと勃ってきた。ヤベ、これガチのヤツだわ」
斬「君たちはまず生活習慣を見直した方が良い」

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