第五話『勉強すべきはポーカーかおっぱいか…!』6/6
正明「そういや暇なら来いとか言っといて、結局なんだよ。そろそろ用件言えよ」
近藤「それだ! そうやって用件だけこなすお使いクエストばっかり。不良学園生はそんな人生でいいわけ? お前ゆとり世代より下のくせにゆとりがない!」
近藤「ゆとりはないが……じゃあおっぱいは?」
近藤「――ここにある!」
正明「……」
三本目のタバコに火をつける。
夜空へ消える白い煙まるで誰かの弔いの様に感じた。
近藤「そうやって露骨に絡むなオーラ出すのよくなくね? よくなくなくなくね?」
正明「オレ近藤さんが思ってるより暇じゃねーんだわ」
近藤「こっちだって忙しいぞおっぱいおっぱいおっぱぱーい!」
さっきライバル店舗増えて超暇よとか言ったじゃねーか。
正明「用件がおっぱいなら帰る」
近藤「チッ……わーったよ。これだよこれ」
そう言って取り出したのは一枚のチラシ。
『世界トッププレイヤーが教えるテキサス・ホールデム! 未経験から上級者までみんなおいでよ!』
そこには知らない名前が書かれていた。
近藤「ポーカーやるんだろ。どうよ。こういう勉強は好きだろ」
正明「……確かにな。場所もこの辺ってことは、案外有りかもな」
世界トッププレイヤー……今となってはそれで思い浮かぶプレイヤーも何人かいる。
頭に浮かんだのは――紫の魔女。
正明「ッハ。本当に60過ぎた紫ババアが出てくるかもな」
近藤「ええぇ……お前そっちの趣味なのかよ。NN?」
殺すぞクソキャッチ。
チラシを受け取る。
時間に空きがあれば参加してみるのもいいだろう。
近藤「どうだ。せっかくだし、おっぱい? していくか? お前のお気に入りのおっぱいもちゃんとわかるんだ。あー、仰らないで」
近藤「極小乳首? タレおっぱい? ハッてるパッツンおっぱい? ノンノン。ムッツリが一番好きなおっぱいといえば~!」
正明「値段だ」
近藤「またのお越しを~」
無理やり次回500円割引券と団体サービス券をねじ込まれた。


