バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

【原神】からかい上手のナヒーダさん #37 - エピローグ(後編)【二次創作小説】

 
挿絵


食事を終え、テーブルに空の皿だけが残る。スメールの特製料理の余韻が口に残り、満足感で体が温かい。フォークとナイフを皿の上に整えながら、俺は別れの挨拶を考えていた。

「ごちそうさま。本当に美味しかったよ」

 素直な感想を伝えると、ナヒーダは嬉しそうに微笑んだ。

「気に入ってくれて良かったわ。スメールの味を忘れないでね」

 彼女の言葉には、旅立ちを受け入れる寂しさと、また会えるという希望が混ざっていた。

「そろそろ行かないと」

 立ち上がろうとした瞬間、ナヒーダが窓の外を指差した。

「あら、空が暗くなってきたわね」

 言われて窓の外を見ると、確かに夕暮れの色が広がり始めていた。陽が落ち、空に最初の星が輝き始めている。

「もう遅いから、今日はここで一泊していったら?」

 ナヒーダの提案に、思わず「え?」と声が出た。スラサタンナ聖処で一泊するなど、考えてもいなかった。

「いや、そんな…」

 断ろうとする言葉が、うまく続かない。確かに外は暗くなり始めている。スメールの街を出て次の目的地に向かうには、すでに遅い時間かもしれない。

 しかし同時に、違和感も覚える。

(本当は洞窟を出た時点で別れるはずだったのに…)

 思い返せば、洞窟の出口で別れようとした時、ナヒーダはスラサタンナ聖処まで一緒に行くことを提案した。そして聖処に着けば食事を振る舞うと言い、今はさらに一泊までさせようとしている。

 次々と俺の滞在時間を延ばしていくナヒーダの手腕に、内心で警戒感を抱く。これは計画的な誘導なのだろうか、それとも単なる思いつきなのか。

「別に無理にここへ泊まる必要はないだろう。まだスメールの宿を探せば──」

「外は既に暗いわ」

 ナヒーダは再び窓を指さした。確かに、ここ数分の間にも空はより暗さを増している。

「それに、洞窟探索やここまで長距離を歩いてきた疲れもあるはずよ。宿を探すために歩き回るよりも、ここで休んでいくのが一番いいわ」

 彼女の言葉には説得力があった。確かに体には疲労が蓄積しており、今から宿を探し回るよりは、ここで休む方が理にかなっているかもしれない。

 しかし、それでもなお躊躇いがある。スラサタンナ聖処という神聖な場所で、ナヒーダと二人きりで一晩を過ごすということの意味が、普通ではないことは分かっている。

「疲れているでしょう?」

 思考に浸っていると、ナヒーダが俺の後ろに回り込み、肩に手を置いた。

「ちょっとしたマッサージくらいなら、私にもできるわ」

 断る暇もなく、彼女の指が肩に軽く触れ、ゆっくりと動き始めた。

「ちょ、ちょっと待っ──」

 言葉が途切れた。ナヒーダの指が肩の凝りに触れ、絶妙な力加減で揉みほぐしていく。知恵の神としての解剖学的知識を活かしているのか、あるいは単に才能なのか、そのマッサージは驚くほど心地よかった。

「どう?気持ちいい?」

 彼女の問いに、正直に「ああ……」と答えてしまう。嘘をつく余裕が無い。その気持ち良さに、思わず目を閉じそうになる。

 マッサージを続けながら、ナヒーダは静かに囁いた。

「疲れている時は、ゆっくり休んだ方がいいわ」

 その声が耳元で響き、まるで催眠術にかけられているような感覚を覚える。体の緊張が解け、心地よい感覚が全身を覆い始めた。

(いかん、眠気が…)

 美味しい料理を食べた後に、気持ちの良いマッサージ。眠気との戦いが始まっていることに気づく。

 しかし、ナヒーダの手の動きは止まらない。むしろ、歩き疲れてきた足を、より効果的に疲労を解きほぐしていく。

「少し横になるだけでも、楽になるわよ」

 ナヒーダが言い、俺が断る前に部屋の隅に向かった。

 彼女は何かを取り出し始める。見れば、それは折りたたまれた簡易ベッドだった。

「どうしてそんなものが…」

 思わず尋ねる。スラサタンナ聖処に、なぜ簡易ベッドが?

「教令院の学者が徹夜で作業することもあるし、救急用として万が一のために常備しているの」

 その説明は全く合理的で、反論の余地がない。ナヒーダは手早くベッドを広げ、次に収納から毛布と枕を取り出した。いつの間にか、完璧な就寝環境が整えられていく。

(まさか本当にここで寝る流れに……?)

 呆れと諦めの気持ちが混ざる。しかし、目の前のベッドは誘惑的だ。先ほどまでマッサージされていた体は完全にリラックスモードに入り、疲労の波が押し寄せてくる。

 抵抗する気持ちと疲労感の葛藤の中、俺はベッドの端に腰掛けてしまった。柔らかな感触に、さらに眠気が増す。

「そうだな…少しだけ…15分くらい休憩するくらいなら……」

 自分に言い聞かせるようにつぶやき、ついに横になってしまう。ナヒーダが満足そうに微笑み、部屋の明かりを調整する。小さな灯りだけを残し、部屋は心地よい薄暗さに包まれた。

「無理せずゆっくり休んで。朝になったら送り出すわ」

 彼女の優しい声が耳に届く。少し休憩するだけのはずなのに、またもやナヒーダの手のひらの上で転がされた敗北感を味わいながらも、心地よい疲労と静かな空間に逆らうことができない。

 最後に見たのは、ナヒーダの満足げな微笑み。その表情の意味を考える前に、意識は闇の中へと沈んでいった。

 ──

 目を覚ますと、部屋には朝の光が差し込んでいた。一瞬、どこにいるのか分からない混乱があり、周囲を見回す。

(ここは…スラサタンナ聖処?)

 徐々に記憶が蘇ってくる。昨夜の食事、ナヒーダのマッサージ、そして眠りに落ちた瞬間まで。

(まさか本当に寝てしまったのか…)

 後悔が込み上げる。気づけば、きちんと毛布を被り、枕に頭を乗せた状態で眠っていた。昨夜はただベッドの上に倒れ込んだだけのはずだが、誰かが…おそらくナヒーダが丁寧に寝かしつけてくれたようだ。

 部屋を見回すと、机の前でナヒーダが書類を整理している姿が目に入った。彼女は俺の気配に気づいたのか、振り返って微笑んだ。

「おはよう。よく眠れた?」

 その自然な挨拶に、なぜか恥ずかしさが込み上げる。スラサタンナ聖処の中で一夜を過ごしたという現実が、急に重みを持って感じられた。

「あ、ああ…おはよう」

 起き上がり、髪や服装を整える。鏡はないが、きっと寝ぐせがついているだろう。ナヒーダは楽しそうに俺を観察していた。

「寝顔、とても可愛かったわよ」

 唐突な言葉に、顔が熱くなる。

「観察していたのか?」

「ずっと、というわけじゃないけど、時々覗いたわ。いたずらはしていないから安心して」

 彼女の正直な告白に、さらに赤面する。スラサタンナ聖処内で、ナヒーダと秘密の部屋で、二人きりで一泊したことの重み、そして寝ている間に観察されていたという事実に、言葉を失う。

「朝食は用意してあるわ。食べる?」

 ナヒーダは何事もなかったかのように提案してきた。昨夜の夕食と同様、テーブルには既にスメールの朝食が用意されている。

「あ、ありがとう」

 恥ずかしさを抑えつつ、朝食のテーブルに向かう。軽い食事を取りながら、次第に落ち着きを取り戻していく。食事は、昨夜と同様に美味しかった。

 朝食を終え、いい加減そろそろ出発の準備をしなければならない。荷物を整理し始めると、ナヒーダが小さな箱を持って近づいてきた。

「これを持っていって」

 小箱を差し出すナヒーダに、疑問を感じる。

「何?」

「開けるのはスメールを出てからね」

 謎めいた条件に、さらに興味がそそられる。しかし、ナヒーダの真剣な表情に、素直に頷いた。

「わかった。ありがとう」

 小箱を受け取り、荷物に大切にしまう。そろそろ別れの時が近づいてきている。

「次は花神誕祭で会いましょう。素敵な祭りだから、ぜひ来てほしいわ」

「ああ、よほどのことが無い限り、必ず参加するよ」

 その約束に、ナヒーダの顔が明るく輝いた。

「約束ね!待っているわ」

 彼女の笑顔は純粋な喜びに満ちていた。その表情を見ていると、また会いに来たいという気持ちが自然と湧いてくる。

 荷物の準備が整い、出発の時が来た。改まった別れの挨拶をすべきだろうか、と考えていると、ナヒーダが自然な笑顔で言った。

「じゃあ、またね」

 その気さくな別れ方に、俺も微笑む。

「ああ、またな」

 長々とした別れの挨拶よりも、この簡潔な言葉の方が自然に感じられた。再会を約束している以上、これは「さようなら」ではなく、一時的な「また会う」までの別れにすぎない。

 スラサタンナ聖処を出る時、振り返るとナヒーダが静かに手を振っていた。彼女の姿が見えなくなるまで、俺も手を振り返す。

 スメールシティの街に出ると、朝の賑わいが始まっていた。商人たちが店を開き、子供たちが走り回り、日常の喧騒が戻ってきている。死域の脅威から解放されたスメールの平和な雰囲気が、心地よく感じられる。

 街を歩きながら、これまでの出来事を整理する。死域の浄化、長い洞窟探索、ナヒーダとの会話、そして一泊までしてしまった聖処での時間。

 最初は単なる任務のはずだったのに、いつの間にか特別な体験になっていた。ナヒーダとの関係も、最初に会った頃とは明らかに違うものになっている。

 そんなことを考えながら、俺はスメールシティを少しずつ離れていく。街の喧騒が遠のき、静かな場所に差し掛かったところで足を止めた。ここならばパイモンを呼び出しても誰にも見られないだろう。

 塵歌壺を取り出す。しばらく離れていたパイモンに会えると思うと、少し懐かしさを感じる。パイモンのおしゃべりや元気な様子を思い出し、微笑む。

「出ておいで、パイモン。次の目的地へ向かうぞ!」

 しばらくすると塵歌壺が光り始め、そこからおなじみの相棒が飛び出してきた。

「おーっす!パイモン、ふっか~つ!」

 パイモンの元気な声が響く。大きく伸びをすると、満足そうに微笑んだ。

「この3日間たっぷり休めたぜい!」

 その言葉に少し驚く。洞窟内では時間の感覚がつかめず、もっと長い時間が経ったように感じていた。

「そうなると、洞窟での探索は実質2日くらいだったのか…」

 つぶやきに、パイモンは首を傾げた。

「お前は何してたんだ?」

 パイモンの素朴な質問に、少し言葉に詰まる。

「ナヒーダと死域の駆除をしていたんだ」

 正直に答えるが、すべてを話す必要はないだろう。洞窟内での様々な出来事や、聖処での一泊は、パイモンには理解しづらいかもしれない。

「へー、それだけ?他には何かないのか?」

 パイモンの鋭い質問に、思わず目を逸らす。やはり何か気づいているのだろうか。

「別に。普通だったよ。スメールシティから離れた場所の、残っているいくつかの死域を見つけて浄化しに行った、それだけさ」

 誤魔化しながらも、少し照れを感じる。パイモンは「ふ~ん」と言いながら、まだ疑わしげな目で俺を見ていた。

「次はフォンテーヌだな!水の国!オイラ楽しみだぞー!」

 幸い、パイモンはすぐに話題を変えた。相変わらず思考はいつも前向きで、新しい冒険への期待で満ちている。

「ああ、フォンテーヌだ。新しい国での冒険が待っている」

 俺もその話題に乗り、スメールでの出来事から気持ちを切り替えようとする。しかし、胸の内ではまだナヒーダとの別れの余韻が残っていた。

 スメールの街から離れ、広大な草原地帯を進む二人。太陽はまだ高く、長い一日の始まりを告げている。

 何気なく周囲を見回すと、不自然な動きが目に入った。よく見ると、草むらの中に小さな影が隠れている。小さな耳と足がチラリと見え、すぐにそれがアランナラだと気づいた。

(あれは…)

 スメールの森に住む小さな生物、アランナラ。彼らはナヒーダと深い繋がりを持っている。そして今、明らかに俺とパイモンを追跡しているようだった。

「ん?旅人、どうしたんだ?」

 パイモンに説明すると、面倒くさいことになりそうだ。

「いや、なんでもない」

 尾行に気づかないふりをしながらも、「ナヒーダに監視されている」という確信が強まる。アランナラが自分の意志で俺を追いかけるとは考えにくい。きっとナヒーダの指示なのだろう。

「少し足を速めよう」

 パイモンに提案し、歩調を速める。砂漠地帯に近づくにつれ、景色は草原から乾いた大地へと変わっていく。時折振り返ると、アランナラはまだ追跡を続けていた。彼らは砂や岩の陰に隠れようとしているが、慣れない砂漠での隠密行動は下手で、すぐに存在に気づいてしまう。

「おい、どうして急ぐんだ?」

 パイモンの質問に、適当な理由をでっち上げる。

「早くフォンテーヌに着きたいんだ。新しい冒険が待っているからな」

 その説明にパイモンは納得したような表情を浮かべていた。

 スメールの砂漠地帯を抜け、徐々にフォンテーヌとの国境に近づいていく。景色が少しずつ変化し、乾いた砂漠から湿度を含んだ環境へと移り変わる。そして、フォンテーヌの方向に続く道が見えてきたところで、アランナラの姿も完全に消えた。

(やっと監視から解放されたか)

 安堵のため息と共に、少し歩調を緩める。これでナヒーダの影響圏から出たと言えるだろう。

 そして、ふとナヒーダからもらった小箱のことを思い出す。彼女は「スメールを出てから開けるように」と言っていた。今ならその条件を満たしているはずだ。

「パイモン、少し休憩しないか?」

「おう、いいぞ!オイラもちょっと疲れてきちゃったぞ」

 歩いていないのに何を言ってるんだか。道の傍らに腰を下ろし、荷物から大切に小箱を取り出す。

「それ、何だ?」

 パイモンが好奇心いっぱいの目で小箱を見つめている。

「ああ。ナヒーダが旅の餞別(せんべつ)として、くれたんだ」

 小箱はそれほど大きくない。シンプルな木製の箱だが、スメールの伝統的な模様が施されている。

 慎重に箱を開けると、中から様々な小物が出てきた。

 スメールの特産品である香りの袋、伝統的なお守り、そして、花神誕祭の案内状。さらに、小さなアランナラの人形や、スメールの名産品の試供品なども入っていた。

 これらすべてに共通するのは、「スメールに再び来てほしい」という願いだ。特に花神誕祭の案内状には、手書きのメッセージが添えられていた。

「待っているわ。──ナヒーダ」

 その短いメッセージに、心が温かくなる。

「おぉ~!ナヒーダってやさしいんだな!」

 パイモンは小物を一つずつ手に取り、嬉しそうに眺めている。

「なんでこんなものをくれたんだ?」

 素朴な疑問に、思わず微笑む。

「きっとまた会いたいからだろうな」

 その言葉を口にしながら、心の中で花神誕祭での再会を楽しみにする気持ちが膨らんでいく。

 小箱の内容物を眺めながら、もう一度スメールの方向を振り返る。もうアランナラの姿はなく、スメールの街並みも遠く霞んでいる。それでも、どこかでナヒーダが俺のことを見守っているような気がして、不思議と心強く感じた。

 ナヒーダは本当に、俺をからかうのが上手だったな…そんなことを思いながら、小物を丁寧に荷物にしまい、立ち上がる。

「さあ、行こうか。フォンテーヌが待ってる」

 パイモンと共に、新たな冒険の地へと歩み始める。だが心の片隅では、二か月後のスメールへの帰還を、密かに楽しみにしていた。

 一方──

 スメールのスラサタンナ聖処では、ナヒーダが窓辺に立っていた。彼女は遠くを見つめ、まるで旅人の姿を追うかのように目を凝らしている。

 室内には温かな光が差し込み、草神の白に近い淡い緑の髪を輝かせていた。彼女の表情は穏やかだが、目には少しの寂しさと期待が混ざっていた。

「アランナラの報告によると、無事に国境を越えたようね。旅人は今、どんな景色を見ているのかしら」

 フォンテーヌの水辺で、新たな冒険に胸を躍らせている旅人の姿を想像する。彼がしている経験、出会う人々、直面する困難…そのすべてを知りたいという気持ちがあった。

 だが、それは次に会った時に聞けばいい。花神誕祭までの期間、彼女にも草神としての務めがある。スメールの民を守り、導くという責任だ。

「花神誕祭では、民のためにも最高の祭りを用意しましょう」

 そう自分に言い聞かせ、再び書類の山に向かった。しかし、机に座る前に、もう一度だけ遠くを見つめる。

「また会いましょう、旅人」

 柔らかな微笑みと共に、彼女は仕事に戻った。窓から差し込む夕日の光が、彼女の姿を美しく照らしていた。

 草原地帯から砂漠へ、そして水の国へと続く長い道。その先には新たな冒険と出会いが待っている。そしていずれ、再びスメールの地で二人は再会するだろう。

 ナヒーダと旅人、草神と旅する者。異なる立場でありながらも、心を通わせる二人の物語は、まだ始まったばかりだった。

 —FIN—


━━━━━━━━━━後書き━━━━━━━━━━

原神の二次創作小説「からかい上手のナヒーダさん」、これにて完結となります。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

当初は洞窟での死域駆除が終わる23話あたり(ちょうど文庫本1冊分くらいの10万字)で区切りをつける予定でしたが、書き進めるうちに物語が膨らみ、気づけば全37話、合計18.5万文字という長編になっていました。

「原作設定を大切にしつつ、キャラ崩壊させない」ことを心がけながら、ナヒーダと旅人の「まったりとしたラブコメ」を描いてきました。この長い物語が、少しでも皆様に楽しんでいただけたなら、とても嬉しく思います。

執筆にあたってはAIツールをアシスタントとして活用していましたが、物語が長くなるにつれて意図通りに機能しない場面が増え、クオリティを維持するために後半はほとんど自力で書き進めることになりました。正直、何度も心が折れそうになりましたが、皆様からの静かな応援のおかげで、なんとか完結まで辿り着くことができました。本当に感謝しています。

今後は、もう少し肩の力を抜いて、自分が楽しめる範囲で気軽に創作活動を続けていけたらと考えています。

もし「今作のようなまったりとした雰囲気で、他のキャラクターの物語も読んでみたい」といったご要望があれば、コメントなどで教えていただけると嬉しいです。(今後の参考にさせていただきますが、必ずしもお応えできるとは限りませんので、その点はご了承ください。)

それでは、またどこかの作品でお会いできる日を楽しみにしています。
最後まで本当にありがとうございました!

しおり