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プロローグ

(はあ、部活だりぃなー)

 そんなことをおもいながら歩いてるのは、中学2年生の藤原共生(ふじわらきょうせい)(14)。パソコンとゲームが好きなよくいる一般の中2である!
その時だった。
クラクションが鳴り響き、前を見ると..

「あっ、危ないっっ!!」

共生は目の前でトラックにひかれそうになっていた幼女を押し飛ばし、自身がトラックにひかれた。

「おい!おい!大丈夫か!?」

まわりから人が駆けつけてきたときには、すでに虫の息で、搬送後、死亡が確認された。



「うっ、ここは...どこだ?」

共生が起きると、そこは真っ白な世界だった。

(おれは、死んだのか?)

その時、後ろから声がした
「そうよ!」

「誰だっ!」

後ろを振り返ると、綺麗な羽根を付けて真っ白な服を着た美人がいた。そして何より、胸がでかい!!

「今いやらしいこと考えたでしょ!」

(な、なぜばれた!)

「神の前では隠し事はできないわよ!」

「あ、あなたが神なんですか?」

「そうよ!あんたは死んだの。でも、死んだ理由が幼女を救ったなんて言う理由だから、特 別に!転生させてあげるわ!」

「転..生....?そんなことができるんですか?」

たしかに共生もよく見る転生ものような小説があることは知っていたが、本当にあるとは思っていなかった。しかし、どうやら本当らしい。ていうか、そういう世界に行くときは神様がいろんないいスキルやら能力やらくれるらしいからな、その能力でいってみるか。

「まあ、できるならお願いします」

「了解。じゃあまずその世界のルールを説明するわね。よく聞いときなさいよ」

そうしてその女神(?)の説明によると、どうやら俺が飛ばされるのはスラジビア帝国、ナラミア王国、メソナピア王国、エルフ王国、魔国の6つの国がある星に行くらしい。その世界には魔法とか冒険者ギルドみたいな、物語の世界で出てくるものがいっぱいあるらしい。

「はいこれ、ステータスカード」

「ありがとうございます」

そういって受け取ったのは、銀色の重い板だった

「その板の真ん中に指を押し付けて」

そういわれて押し付けると、文字が浮かび上がってきた

--------------------ステータス--------------------
藤原共生 14歳
Lv0
HP 50(50)
MP 10(10)
スタミナ 25(25)
状態異常
   なし
使用できる魔法
   なし
スキル
   なし
★ユニークスキル★
   なし
所持金 0G   未登録
-------------------------------------------------------
これが俺のステータスか、って、なんもスキルとか魔法とか使えるものないじゃん。

「あ、あのぉ~、スキルとかってもらえたり...」

「スキルとか魔法が欲しい?仕方ないわね、はい、基本セット」

そういって女神(??)は重めの袋を渡してきた。中を見ると、謎のコイン、本、水、食料(パンと干し肉)、そして種?が入っている。

「本には世界のことを書いておいたわ、わからなくなったら読みなさい。あと、少しだけど魔法とスキル上げるから、それでなんとかして。じゃ、いってらっしゃ~い!」

「あ、ちょっと!!」

女神(???)は少し面倒くさそうに言ってまた俺は意識がなくなった...
----------------------------------プロローグおしまい----------------------------------------------------------------------


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