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第19話 降臨?

〖ちょおっと待った~っ〗
ぱあああっ

「ほあああっ?」
また光った~?

『あらやだ。この光って』
『おやおや、丁度いいじゃないかい。とっちめてやるつもりだったんだろ?』ニヤリ
『そうだな。色々聞かなきゃならんよなぁ?』ぺきぽき

「ほええ?」
な、何で皆さんちょっと怖い顔してるの?笑顔が怖いよ?それになんで指鳴らしてるの!?

『『『⋯よくわかる』』』うんうん
『『『⋯』』』ふわふわ こくこく
『ぱんちぱんちですーっ』しゅっ
『きっくきっくですーっ』しゅっ
『こちょこちょですーっ』わきっ
ええええ?花うさぎさんや、妖精さんたちまでぇ?
何?何が起こるの?

やがて光が収まり、見上げる空中にぷかぷか浮かんでいるのは⋯

〖やあ さっきぶりだね〗にこ

「ほえええ?」
か、神様?
「どどどど?」
どういうこと?どうして

〖どうしてここにって?〗にこ

「⋯⋯」こくこくこくこくっ
だって、さっきあんなに、感動的に盛大にお別れしたのに?神殿とか、神樹とか言ってたのに?毎回は会えないかもとか言ってたのに?

〖いやあ、君のこと説明してお願いしなきゃいけないからね。丁度、神棚のある間に神樹の精がいてくれて良かったよ〗にこにこ

「ええ~」じとぉ
なんか~さっきの感動と涙を返せって感じ~?

〖いや~ん、可愛いお顔でそんな目しないで~〗しなっ

「ええ~」じとぉ
神様、いくらそんな若い見た目でも〖いや~ん〗は無いと思うよ?

『おい。神よ』ぱきぽき
『いい加減に説明してくれないかしら?』ひゅお~
『嬢ちゃんが何で傷だらけのボロボロになんなきゃいけなったのとかねぇ?』にィィ

「ひえっ?」
み、皆さん?

『『『⋯うん』』』
『『『⋯』』』こくこく
『キックキックですーっ』しゅっしゅっ
『パンチパンチですーっ』しゅっしゅっ
『こしょこしょですーっ』わっきわっき

「うみゃ?」
あわわっみんなして不穏なオーラが見えるよ!?

〖いや~んっ〗くね

『『『いや~ん、じゃない!』』』
あ、やっぱり突っ込まれた。

『いい歳した爺さんが何言ってんだ』ふんっ

〖ひどいっ爺さんだなんて!僕は永遠の二十代だよ!〗おいおい

ん?〖ぼく〗?さっきは〖私〗って言ってたよね?
こっちが地か?さっきはカッコつけてたのかな?

『何が永遠の二十代よ?あなた〖創成の神〗でしょうが』ふんっ
『この世界を作っといて二十代も何もないだろ?一番の爺さんじゃないかい』はんっ

〖そ、そんなこと言ったら君たちだって~っ〗

『『ああん!?』』ギロッ!

〖ひいっ ごめんなさいっ〗

あ~あ、神様それは⋯
『言ったらダメなやつだな』
『『『ですです』』』こくこく
だよね~?

『『『⋯こわこわっ』』』ぶるぶる
『『『⋯』』』ふるふる
ありゃらりゃ~花うさぎさんと妖精さんたち震えてるよ?

『まあ、とにかく、早く説明してくれ。俺たちが納得できるように、しっかりとな』ずおおお

〖は、はい⋯〗

お、おお、皆さんのオーラに神様がちっちゃくなってるよ⋯あ~あ

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