暖かい心のなかで
みれいは今日あったできごとを素直に話した
パッとママは悲しい顔をしながらしばらくなにも言わずにいた
みれいが話し終わるとママは言う
(みれい、明日学校どうする、休む)
と静かに聞いた
パパはなにも言わずにコーヒーを一口飲んだ
みれいは考えて言う
(んっ、ママ、明日は普通に学校に行くよ、あいつらも当分来れないだろうし、それに)
パパは言う
(彼の事が気になるんだね、みれい、しかし彼は明日の来ないかもしれないね、わからないけど)
と優しく言った
みれいは悲しい顔をしながら言った
(うん、そうだね、パパ、どうしていいのかわかんない)
パパは遠い目をしながら言う
(そうだね、今はパパもママもどうしていいのかわからない、考えなければいけないことがありすぎるね、今日はつかれたろう、とりあえずもう寝なさい、いいね、みれい)と優しく言った
みれいは立ち上がると(わかった、パパ、ママ、ありがとう、寝るね、おやすみなさい)
みれいが立ち去ろうとするとママは言う
(みれい、考えるから、考えるから貴方は現実から逃げないでね)
と優しく言った
みれいはみれいは(うん、ありがとう、おやすみ)と言って寝室に向かった
ネコもついていく
パパとママはしばらく無言で考えた
ママは言う
(どうすればいいのかしらこんな時、何か思いついた、貴方)
パパは頭をかきながら言う
(いや、まだなにもね、でも、この事は今は伏せておいた方がいいかもしれないな、教師に言ってもとりあげない可能性があるし)
ママは(そうね、そのパターン来そうだわ、しばらくは考えた方が言いかもしれないわね、被害が拡大するのは避けたいわ)
パパは言う
(とりあえず信頼できる味方が欲しいな)
今日パパとママは眠れない夜を過ごした