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痛み

さいとうが去った後、みれいはいさむにかけよると悲しい顔をしながら言う
(いさむ、大丈夫)

いさむははを食い縛りながら泣きながら手でみれいをはらいながら言う
(もう、ほっといてくれよ)

そんないさむを見たみれいは泣きながらなにも出来なかった

いさむはノロノロと立ち上がると(ごめん、先にかえるね、みれいも早く帰って)

というと走り出した

いさむはもう、どうしていいのかわからなかった

さいとうの言葉が胸にささつていた

自分は本当にどうしょうもないダメなヤツだと思った

みれいも立ち上がるとたおれている不良たちを睨み付けてからかえることにした

不良たちは動けずに血反吐をはいていた

みれいは10分も歩くと自分がするで入るマンションのところまで来て立ち止まった

頭が真っ白になってなにも考えることが出来ずにいた

マンションに入り家のドアの前まで来るとインターホンを鳴らす

みれいの父親が手で来て驚いた

父親はみれいの姿を見るとどんよりした空気が流れていた

父親は驚きながら言う
(どうした、みれい、何があった)

母親も駆けつけてきた

みれいは言う
(うん、ちょっとね、いさむとケンカしちゃった)

母親は(あっちヤー、そうなんだ、とりあえず入りない)

そう言われてみれいはなかには言った

3人はとりあえずリビングに入った

リビングに入ると母親は暖かいコーヒーをだしてくれた

三人はしばらくなにも言わずに沈黙している

そのうちみれいは言う
(あのね、ママ、パパ、きょうね、大変だったんだ、私)

みれいは考えた末、事の次第を話すことに決めた

可愛い猫のミー君がみれいのそばまでやって来てちょこんとみれいのお腹に乗っていた

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