モンスター
(女相手になにやってんだ、テメーら)
その声を聞いた不良たちはふりかえると1人の不良の男が立っていた
不良bは言う
(ああっ、なんだテメー一人でカッコつけてよ、今、いそがしーんだよ、後で相手してやるから向こうにいってな)
この男の名前はさいとうけいじと言った
最近この町に引っ越してきたばかりであった
さいとうは不良たちを嘲笑いながら言う
(まったく、お前らモテんじゃろー、よくこんなバカが集まったもんよの)
不良たちはみれいは後で言いと考えてまず、この男を血祭りにあげてやろうと考えた
不良dは全速力で駆け抜けるとさいとうの顔をめがけて渾身のパンチをおみまいした
しかし、さいとうは微動だにもせず笑っていた
口からは血が出ていた
さいとうは不良dを殺気の放った眼で見ながら言った
(軽いパンチだのー、パンチつーのはこううつんじゃ)
さいとうが放ったパンチは不良dの顔面をえぐると吹き飛んでいった
歯が数本折れていた
不良たちは恐怖をしながらさいとうを見ると不良aは言う
(お前、なにもんだよ、かんけいねーだろ、お前には)
不良aの言葉を聞いたさいとうは(ふっ)と言いながら笑うと狂気をはらんだ眼で不良たち全員を攻撃した
不良たちはわずか6分たらずで全滅していた
不良たちの体は骨が折れてボロボロで気絶していた
みれいはさいとうを見ると(ありがとう)と言う
それを見ていたいさむは恐怖しながら言った
(本当に、本当にありがとうございます、あなたが助けてくれなかったら今ごろどうなってたか)
その言葉を聞いたさいとうは大激怒しながらいさむをにらみつけた
そしていさむの腹に渾身のパンチを一発当てる
いさむはその場でしやがんで吐きながら言う
みれいは動揺を隠せずにいたがなにも声にだせなかった
さいとうはいさむをにらみつけながら言った
(お前よ、クズだな、テメエが逃げたせいで俺がたまたま通りかからなきゃあ最悪の事態だ、お前は申この女とつきあわないほうがいい、クズはクズらしくしていろ、めざわりだ)
と言っていさむの顔に唾を吐いた
さいとうはなにももう言わずに立ち去った
確かにさいとうがいなければ最悪の事態を避けることは出来なかった