危険な公園
塾の授業も終わりいさむとみれいは一緒に帰るため準備をした
他の生徒や教師に挨拶をする時刻はすでに7時を回っていた
二人は帰り道、何も言わすに無言だった
二人とも意識しすぎて何も話せなかった
途中人気のない道を歩いていると二人とも怖くなったが距離はちかずいていた
公園にさしかかると公園から大きな声でいさむとみれいを呼ぶ声がした
二人は公園を見てみるとあの不良たちが騒いでいた
いさむとみれいは最悪だと思った
不良たちはいさむとみれいが二人でいるところを見ると絡んできた
不良a
(おいおい、いさむにみれい、なにしてんだよ、二人でさ)不良aは怒りながら怒気をはらんで言う
不良b
(もしかしてデートか、いさむ、お前俺たちに付き合ってないってウソをついてたのかよ、許せねえな、お前)
不良bも怒り狂いながら大声をだしてつめよった
いさむは恐怖で体が固まるとなにも言えずに動けないでいた
みれいはもう我慢ならないと思い言う
(ちょっとあんたたち、いい加減にしてよ、あんたたちには関係ないでしょう)
不良dは切れて言う
(はぁ、みれい、お前可愛いからって生意気だよ、そうだ)と言ってニタリと笑った
みれいは直感的に逃げなければと思ったが一足遅かった
不良たちはみれいを掴むと公園の中に引っ張って行った
口を押さえて強引に引っ張って行く
みれいは泣きながら抵抗するが無駄だった
不良aは公園の奥に引っ張ってきたみれいを投げると言う
(みれい、教えてやるぜ、俺たちに逆らったらどうなるのか)みれいは絶望しながらもうダメだと思った時、背後から声がした