三人の素敵な思い出の探索
ゆうは思わずきいてしまった
(まゆみさん、仕事休んだって一体なにがあったの)
きいてからゆうは嫌われると思い後悔した
しかしまゆみは笑いながら言う
(んー前からね、仕事大変で疲れてたんだ、でもさ、良いね、優しい人に心配されるのって)
それをきいたゆうはまっかになりながら言う
(べっ、べつにそんないい人でもないよ、ふっ、フツーだよ、フツー
ゆうもまゆみもドキドキがとまらなかった
サーシャは遠くを見ながら言う
(まーあれだよね、仕事はとくにさー、嫌なことが多いいかもね、
だからさー今日ぐらいいいかもね、そ~ユーのも)
と笑顔で言う
まゆみは右手で髪をかきながら言った
(ありがとう、二人共、なんだか元気でちゃった)
美しく海の音と涼しい風が吹いた
三人はしばらく海を見てなにも言わなかった
そのうちサーシャは言う
(あのさーまゆみさん)
まゆみ
(なに)
サーシャ
(このあとさーもしよかったら一緒にえのしまん回らない、いいよね、ゆうくん)
ゆうはドキドキしながら言う
(うん、もしも 迷惑でなければね)
と言って優しく笑った
まゆみは笑顔で言う
(じゃあ、お言葉に甘えて、今日はよろしくね、ふたりとも)
こうして三人の大切な思い出の探索が始まった