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ゆっくりのんびり、暖かく

ククールさんは店内に入ると電気をつけてあくびをしながらパンを製造する部屋に向かった


パン工場は広くいろいろな機材やパンの材料があった


ククールさんはパンの材料をいろいろ集めるとパンを作り始めた


いろんな種類の粉を混ぜ合わせながら水を加えて練り上げていく

その工程を1時間半くらいかけるとパンにいろいろ別の材料を混ぜていろんな形にして作っていった

出来上がると大きなかまどに薪をくべて火をつけた後、10分くらいまった

そして先程完成したいろんな形のパンたちをかまどのオーブンに入れると焼き上げていった

それが終わると店内と外を掃除して、いろいろやってから一服するために休憩室に入りゆっくりとした

休憩室に置いてある冷蔵庫からクリームパンとアンパン、乳酸菌入のジュースを取り出すとテーブルに置き、置いてあったラジオをつけて椅子に座った

ポケットからタバコをとりだして吸う

灰皿も完備されていた


ククールさんはつかれた顔をしながらジュースの缶を開けて一口飲んだ


甘い味わいが舌と喉を潤した


ラジオでは、パーソナリティの人間の男性であるおおもとみちあきが最近でかけて面白かった釣り堀を紹介していた

おおもとみちあき

(いや~最近、わたくし釣り堀に行ってきたんですがねー超面白かったなー、いやねー皆さん、熱帯魚が釣れる釣り堀があるんですよー

いや~ね~わたくし大の釣り好きなんで面白かったですわー

どうですかねー皆さんはー釣り好きですかねー

いや~よく連れましたわ、ほんま、たまにはいいですよね~釣、では、ここであなたのおでかけはどんなものなのかちゅーものをね~
募集します

宛先はー)


それを聞いたククールさんは考えた

(そ~言えば最近行ってねーな、釣、今度店を休みにして家族で出かけるかなー、まー自営業だし、たまにはいーか、おでかけ、サーシャ喜ぶたろーなーきっと)

と考えた

ククールさんも釣りは大好きであった

とにかくなんにも考えないで楽しめる、ククールさんにとって貴重な遊びであった


店の営業時間と日にちは12時〜夜の9時であった

日にちはテキトーであり、喫茶店もこの店でやっていた

ククールさんはパンが焼ける時間になるとパンを熱いオーブンから出して店のパンコーナーに並べるとコーヒーの豆の調合をした

そんなことをしていたら開店の時間が来た

外では常連のお客さんが並んでおり、店が開店するといろいろな方々が笑顔で挨拶をしながら店に入っていった

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