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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』 YOUは何しに地球にきたの?【40点】

【あらすじ】



  エミリー・ブラント主演で、音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「クワイエット・プレイス」の続編。

 生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。

 一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが……。

 主人公エヴリンをブラントが演じ、リーガン役のミリセント・シモンズ、マーカス役のノア・ジュプも続投。

  新キャストとしてキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーが加わった。

 監督・脚本も前作同様、ブラントの夫で前作で夫婦共演もしたジョン・クラシンスキーが再び手がけた。



【冒頭紹介】



 1日目。平和な町に突如クリーチャーが襲いかかり、次々と人々を惨殺していくなか、手話の使える親子が生き残った。

 474日後。赤ん坊を出産したエヴリンは夫を亡くし、娘のリーガン、息子のマーカスと一緒に外の世界に出る。

 工場のような建物で、何かの罠に引っかかり、クリーチャーから逃げるエヴリンたち。

 息子のマーカスが負傷し、ピンチになったところ、夫の友人エメットに助けられる。

 エメットは家族を失い生きる気力を失っていて、エヴリンたちに出て行けと言うが、ラジオから『ビヨンド・ザ・シー』(「海を越えて」という意味)という曲が流れ出し、他の生存者の可能性を感じるリーガンだったが・・・。



【門平善照と美雪雪音の映画語り】



門平「アチー。外出たら死ぬわー。門平と美雪の、夏なのに映画紹介です」

美雪「コンビニ行ってアイス買ってきてよ。美雪で~す」

門平「それじゃ、お金くださいよ」

美雪「えっ? うそ? この人何言ってるの? ――あなたが全額出すんでしょ?」(ヤクザ)

門平「じゃあ、映画紹介終わったら買ってあげるよ。今日の映画紹介は『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。前作『クワイエット・プレイス』の続編ですねー」

美雪「マジでおごってくれるの!? 優しい――私の体が目当てなの?」(被害妄想)

門平「美雪さん、夏で脳みそやられてますな。前作の『クワイエット・プレイス』おぼえてますかー?」

美雪「音に敏感な宇宙人によって、人類がほぼ滅んじゃったやつでしょ?」

門平「そうそれ。本当は前作から早く映画公開される予定だったんだけど、新型ウイルスのせいでのびのびになった映画だね。前作はそんな絶望的な世界で、赤ちゃんを産むという家族愛だったんだけど、今作は外の世界に旅立つ話になってるね」

美雪「そもそも、そんな世界で赤ちゃん産もうとするの? それに今作で、けっこう人が生き残ってることがわかったんだけど、なんであんな人里離れた所に住んでるのよ?」

門平「そこはツッコんじゃいかんよ。前作でいかにも人いない感じだったのにね。それに医療用具がある町離れたのは、なんでかとかもツッコんじゃだめよ」(めっ☆)

美雪「今作は耳の不自由な娘のリーガンと、息子のマーカス君が主役なのよね?」

門平「そう。ラジオから『ビヨンド・ザ・シー』っていう音楽が聞こえてきて、リーガンが音楽を流している人を探しに外に出ちゃうんだよね。それでお母さんが、ご近所さんの無関係なエメットさんに、謎の威圧感をかけて、娘を探してくれと頼んで、2人で海に向かうんだよね。マーカスはさびてるはずなのに、音の鳴らない工場で、お母さん、都合のいいところは泣かない赤ちゃんと、一緒にいるわけだね」(暑いため毒舌)

美雪「ちょっと設定がキツかったわよね。小さな音でも襲ってくる宇宙人だったから。そうなっちゃうわよねー」

門平「海に出たリーガンとエメットが、なんだかよくわからん海賊に捕まるんだけど、そこで宇宙人が出てくるんだけど、意外な宇宙人の弱点がわかったんだよね。いや、そうはならんやろってツッコんじまったよ」

美雪「ほんとよねー。ラジオで音楽鳴らすぐらいなら、宇宙人の弱点流しなさいよって」

門平「この調子だと、日本人けっこう生き残ってる説が出てきたわな。島国だし。まあちょっと続編になって粗が出てきたね」

美雪「宇宙人の処理方法も、前作と同じだし、まだ続くんかいって終わり方だったしね」

門平「でもまあ、前作よりかはおもしろかったかな。アクションが多かったし。ただ宇宙人の謎は、謎のままだったなー」

美雪「もういいわ。アイス買いに行きましょう。さあ、おごるのよ」(ニコリ)

門平「すまん。財布家に忘れてた」(てへっ)

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