ある日の、あけましておめでとう日記 番外編
本日二話目です。よろしくお願いします。
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朝から疲れました。
そして、お着替えです。
『どうしますか?朝からこっちにします?』
『でも、お食事で汚れたら…』
フゥと山桜桃ちゃんが迷ってます。
きゅるる『あとで、お着替えすれば、二度美味しい』
『『なるほど』』
『じゃあ、これがいいと思うわ』
『『わぁ!』』
きゅるる『おばあちゃん、いたの?』
『いたのよ~』
「おばあちゃん、こりぇ?」
『そうよ~これにしましょう♪』
「あ~い」
お食事のお洋服決定です。
『うふふ。可愛いわね~』
「かわい?」
『うん。かわいい』
『かわいいです』
きゅるる『うん。我ながらいい出来』
「えへ~♪」
やった~♪
『じゃあ、行きましょうか』
『はい。サーヤちゃん。皆さんお待ちなので抱っこしますね』
「あ~い」
バンザイして、抱っこのポーズ
きゅるる『おばあちゃんは私ね』
『お願いするわ』
二人抱っこしてもらいます。
『ふふ、サーヤのしっぽがぷらんぷらんしててかわいい』
きゅるる『そうね』
『私見れません。残念です』
きゅるる『おばあちゃん?』
ぶつぶつぶつぶつ
『ここにも女の敵⋯なんで』
ぶつぶつぶつぶつ
「おばあちゃんが、ごめしゃい」
きゅるる『うん。まあ、しかたない?』
『『あはは』』
そんなこんなで、
『お待たせしました』
『サーヤのお洋服迷っちゃって』
きゅるる『おばあちゃんが決めた』
『そうよ~。ほら、サーヤ。新年のご挨拶ちゃんとしないとね』
「あ~い」
ぽてぽて歩くとしっぽが揺れます。
「あけまちて、おめ、でちょ、ごじゃいましゅ!こ⋯とち、も、よろちく、お、ねがいちましゅ。⋯も~お」
おばあちゃんが、言った通りにご挨拶です。でも
しーん
「うにゅ?」
どちたのかな?
〖あ~ん♪かわいいモーモーさんだわ!〗
そう。今日のお洋服はモーモーさんの着ぐるみです!
白に黒の、牛さん模様です!ちゃんと角もあります。ちょっと長いしっぽがふりふり揺れます。お腹ぽっこり、おしりもぽっこりです。
きゅるる『それは体型が⋯』
お洋服が。
きゅるる『そうね』
首にはもーもーさんとお揃いのベルも着いてます。布製なので、音はしないけど。
「も~も~ぉ」
とりあえず!鳴いておきます。
〖いや~ん♪かわいい♪〗
『今年は日本にいたら丑年だったか』
『うふふ♪わかんないけど、いいじゃない♪』
「も~お」
く~きゅるる
しーん
ありゃあ?
「えへ~?」
『ぷっ。早く飯にしような』
『はい。今日はゲンさんたちの世界でお正月に食べるお食事だそうです』
『アルコン様のエビと、ギン様たちのとってきてくださったお肉もありますよ』
『うふふ~焼き豚、上手くいって良かったわ』
『みんながついてくれた餅はお雑煮だな。せっかくだからここにもエビを使わせてもらったぞ。豪華版だ』
そう。お餅つき大会したんだよ。
ドワーフさんたち大活躍でした。
『ほら、サーヤあぶないから一緒にやろうな』
「あ~い」
わ~い!お餅つき~♪おいちゃんが後ろから一緒にやってくれるから安心です!合いの手はおかみさんです。
「ん~よいちょ!」
ぺったん
『ほい』
「ぺっちょん」
ぺったん
『はい』
「ぺっちょん」
ぺったん
『ふっ』
「うに?」
『なんで、掛け声が「ぺっちょん」なんだい?』
「う?」
『音につられたな』
「ありゃ?」
『くくくっそうかい』
ぺぺぺぺぺぺぺ
「ほえ?」
『なんだ?』
『あ~あれだよ』
ぺぺぺぺぺぺぺ
『ふっふっふっふっ』
『ほっほっほっほっ』
「ほえ?」
親方?
『すげえな、残像が見える』
『まあ、たくさん餅が出来ていいんじゃないかい?』
「しょ、しょだね?」
『なんか、あんなのテレビで見たような?』
高速餅つき⋯
そんなこんなで出来たお餅でお雑煮です。
『それじゃみんな、いただきます』
「いたぢゃきましゅ」
『あっよく噛んで食えよ!餅で喉つまらすなよ!』
〖〖〖ごほっ〗〗〗
ああっ神様家族がさっそく⋯
気をつけてね
『ちびっこたちは、気をつけて食べましょう』
『ちゃんと噛んで食べましょうね』
『『『『『は~い』』』』』
『お父さんたちのお肉美味しいね~』
ぴゅいきゅい『『おとうしゃんの、えびも、おいちいよ』』
「おいちいね~」
おせちも美味しいよ~
新年から美味しいものだらけ!
嬉しいな~
『まだアースドラゴンがまだだからな。夕飯楽しみにしておけよ』
「あ~い!」
『わ~い♪』
夕飯も楽しみだね~♪
いい年になりますように♪