バナー画像 お気に入り登録 応援する

文字の大きさ

217章 恥ずかしい

 ミサキは水着を手に取ると、顔は真っ赤になった。

「ミサキちゃん、どうしたの?」

「露出の高い水着だったから・・・・・・」

 スクール水着ではなく、ビキニに近い水着。この水着を着用すれば、おへそ、胸の谷間などは露出することになる。

 アヤメは黙々と水着に着替える。何度もやってきたからか、抵抗はまったく感じていないようだった。露出度の高い水着を堂々と着られるのは、とってもうらやましいと思った。

「ミサキちゃん、水着を着用しよう」

「いざとなるととっても恥ずかしい・・・・・・」

「依頼を引き受けたからには、きっちりとやっていこう」

 バンジージャンプとは異なり、仕事を了承している。ミサキに断るという選択肢は残されていなかった。

「わかった。水着を着用する」

 ミサキは露出度の高い水着を着用。恥ずかしさのあまり、胸を覆い隠してしまった。

「ミサキちゃん、とっても似合っているね」

「そうかな?」

「ミサキちゃんのような、理想の体を手に入れてみたかった」

「アヤメちゃんは、超一流の女性だよ。どんな女性よりも、理想の体をしている」

 アヤメは自らの胸を触った。

「栄養をしっかりと取っていなかったからか、胸はやや小さくなっている。アイドルとしてやってきたときも、大きな弱点になっていた」

「私の胸もそこまで大きくないよ」

「ミサキちゃんの胸は、ちょうどいいバランスなの。同じ女性にもかかわらず、性的欲求を繰り返し刺激された」

 フタバが女子更衣室にやってきた。

「ミサキさん、アヤメさん、すぐに来てください」

「わかりました。すぐにいきます」

 ミサキ、アヤメは撮影会場に向かった。

しおり