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125章 まったりとした昼食

 マイはフルーツ焼きそばを口にしたあと、満面の笑みになった。

「フルーツ焼きそばはとってもおいしいね。こんなにおいしいのであれば、家で取り入れてみようかな」

 味覚はひとそれぞれ。幸せそうに食べているのであれば、他人は口を挟まないほうが無難である。

 シノブはカレー焼きそばを口にする。

「焼きそば、カレーのスパイスがマッチングしている。とってもおいしい」

 シノブは二口目を食べたあと、水を軽く口に含む。

「もう少し甘いほうが、食べやすいかもしれないね」

 カレーの味をマイルドにしたいときは、目玉焼きをのせるとよい。注意点としては、卵黄を混ぜやすくするために、ガチガチに固めないこと。目玉焼きを調理するときは、黄身の状態に細心の注意を払うようにしよう。

 ミサキは米を口に含む。炭酸水で炊かれているため、ふっくらとした食感になっている。

 米の次はステーキ。肉の焼き具合は絶妙で、食べているものを幸せにする。

「米、ステーキのどちらもとってもおいしい」

 3人はそれぞれの食事を楽しむ。部屋の中には、まったりとした空気が流れていた。 

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