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CHAPTER2 『金乱れし火の華 (非)日常編』

あの、悲しい事件が起こった翌日。
僕は自分の研究教室に居た。

ここは各々の才能によって内装が変わるらしい。
僕の研究教室は、大きなドーム状でプラネタリウムも観れる様になっている。
──────まぁ、その裏に隠された物はまだ言えないけれど。

僕がここでやることと言えば、太陽系の星々が散りばめられた模型を磨くか、プラネタリウムを眺めるくらい。
大してやることなんか、無いんだよね。
こういう時こそ、尋ね人とかが居れば───

コンコン

「どうぞ」
「失礼するヨ。」
「木ノ又君?珍しいね、君が僕の研究教室に来るなんて。」
「たまたま通りかかったから、気まぐれでネ。それにしてもここは凄いネ。色々置いてあル。」
「あはは、まぁね。僕も、最初はびっくりしたけど意外と面白いよ。」
「だろうネ。僕も面白そうだと思うヨ。」
「そうだ、明日の夜信条さんと土間中さんと一緒にプラネタリウム鑑賞会するんだ。君も来ない?」
「──────まぁ、たまには良いかもネ。」
「じゃあ、午後8時にここに集合ね。」
「了解したヨ。あぁ、それと──────」
「ん?何?」

「──────キミも、背後とか横とか、気を付けた方が良いかもネ。不意を突かれるヨ。」

「───?分かった。」
「理解して貰えたなら何よりだヨ。じゃあ、僕はこれデ。」
「あぁ、また。」

そう言って、木ノ又君は部屋を出て行った。
どういう事か、その時の僕はわからなかったけれど。
後々、自分にあんな事が起こるなんて想像もしなかったのだった。

──────────────────

「おはよー、めーくん。」
「あぁ、おはよう。錫村さん」
「調子はどう?ちゃんとご飯食べてる?」
「食べてるよ。──────あれ、そういえば金澤君を見かけないね。」
「あれ?そういえば……」
「朝ごはんの時も居なかったよねー。」
「あ、王太君おはよう。」
「おはよ。どうしたんだろ、具合悪いのかな?」
「うーん、探してみようか。」
「そうだね。」

──────────────────

「うーん、教室にも部屋にも研究教室にも居ないな。一体何処に……」
「……死体で発見されるとか、無いよね?」
「いやいや、まさか〜……?」
「うーん……お風呂場に行ってみようか。」
「…確かに、もうそれしか無いしね。行ってみよう。」

そう言って、僕達3人は大浴場に向かった。
そして、そこで見たものは───────

「きゃああああ!?!?哲くん!しっかりして!」
「そんな、金澤君まで……」
「ちょっ、誰か、誰か来てーー!!」

ビーッ
ビーッ
ビーッ
ビーッ

『死体が発見されました。生存している方は死体発見場所にお集まり下さい。場所は大浴場です。繰り返します。死体が────────────』

─────────────────

おまけ 次回予告

「そんな…金澤さん…!」
「はははははははは!!貴様らは既に我らの手のひらの上よ!いい加減、自らの本来の才能を明かせ!」
「僕の、本来の才能は──────!」

王太「えー、とうとう見つかってしまった2人目の死体!かよちゃんは大混乱だし地温っちは凄い煽って来る上に俺達の本来の才能を明かせとか騒いでもうたいへーん!明かすか明かさないかは次回で!えー、次回!『CHAPTER2 金乱れし火の華 事件捜査編』!何か俺も頭痛がして来たー!!もー、煽るならこっちからも煽ってやるからな!それでは次回までー、ブラックシューーーット!!」

おまけ② 挿絵

 
挿絵


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