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226 アイナ様すご~い!

水の精霊樹さんが落した枝は貴重なお薬で、そしてなんと待望の鰹節でした!やった~!

『それだけじゃないぞ』
「うにゅ?」
だけじゃない?

『来る途中に言ったろ?色々あるって』
「あっ!」
言ってた!

『昆布だろ?ワカメもあったな。天草に、ゼラチン、ニガリ、しょっつるなんてのもあったぞ?』にやり。
「しょっつりゅ?」
なにそれ?

『サーヤは苦手だったか?魚醤だよ。魚で作った醤油みたいなもんだな。それに、ニガリ』
「にがり…?」
それもなんだっけ?

『豆腐が出来るぞ』にやり。
「ふぁっ!?」
お豆腐!
『鰹節、魚醤、豆腐…』にやにや。
「ひややっこ!」
ふぉぉぉ

『やっぱりあとは味噌だよなぁ。味噌汁食いたいよなぁ』
「あい。あちょ、ぎょしょーじゃにゃい、おしょーゆ」
『だよなぁ。早急にどうにかしたいよなぁ』
鰹節あるならぁ、
「おかかにょ、おにぎり。あちょ、ふりかけ」
『お~うまそうだなぁ』
「だちまきちゃまご」
『お、いけるかもな。だし巻き玉子』
「ちゃわんむち」
『茶碗蒸しか、具がなぁ』
「む~」
『やっぱりまだまだ足りないなぁ』
「しょじゃね~」
『まあ、今日植えた小麦があるからな、そっちで色々やるか』
「ほっちょけーき!」
レンゲのはちみつかける~
『卵あるし牛乳あるし、砂糖あるし、いけるな』
「くっきー!」
『オーブンないけど、バターあるしフライパンで出来るやつなら…あっ待てよ?土魔法で釜が出来るか?』
「おぉ!ぴざみょ、ゆめじゃにゃい」
『チーズ作らないとなぁ』
「ちーず!」
食べたい~

〖ちょっと、なんだか分からないけど、美味しいものの話は後にしてくれるかしら?〗

『あっわりぃ』
「ごめしゃい」
みんながいるの忘れてました。てへ。

〖いいわよ~。あとで食べさせてくれれば!さて、それじゃ、あれ、しまってくれる?〗
おぉ!大変!大事な鰹節!

『おう。ほい』
ひゅんってなくなりました。すご!

〖はい。じゃあ、サーヤもギンの上に戻ってね〗
ありゃ?ジーニ様に抱っこしてもらったままでした。
「あ~い。ぎんしゃま~たらいま~」
『おかえりサーヤ』
もふもふ~♪

〖じゃあ、アイナやりましょうか〗
『はい。分かりましわ。と言っても、あまり派手には出来ないですわね。生態系を崩すわけにはまいりませんし』
そうだね。ワカメとか昆布とかないと困る!

「あいなしゃま、がんばっちぇ~!」
フレーフレー!青葉ちゃん達のために!あと、ご馳走のために!

『ありがとうございますですわ』
『なんかちょっと違うものも混ざってた気がするけどにゃ』
なんの事ですか?昆布が心配とか思ってませんよ?

『ふふ。では精霊樹の周りだけ広くしましょう。表面も、もし精霊樹が当たっても簡単に崩れないように固くしますわね。精霊樹から少し離れた植物が生えてる所はそのままにしましょう。それでは。いきます』
アイナ様がお祈りするみたいに胸の前で手を組むと、
ゴゴゴゴゴッ!パラパラパラッ!

「ふぉぉぉ!しゅご~!」
ちょっとずつ精霊樹の周りが広くなっていきます。

『ご主人なら本当ならこの位なら一瞬で出来るにゃ。でも、今はみんながいるから危なくないようにゆっくりやってくれてるにゃ』
ニャーニャにゃんが解説してくれます。

「しょうにゃんだ~」

『それににゃ、多分それだけじゃにゃいんだにゃ。サーヤちゃんもみんなも魔力を目に集めてご主人見れるかにゃ?』

「うにゅ?」
おめめに魔力?

『目に~?』
ぴゅいきゅい『『やってみる~』』
『『ぼくたちも~』』
みゃん!『ココロもにゃ!』
おお、みんなやる気!

〖それじゃ、みんなゆっくり少しずつ目に魔力を送ってね〗
ジーニ様の臨時魔法レッスンだね!

「あ~い」
『ゆっくり~』
ぴゅいきゅい『『すこしずつ~』』
『『う~~』』
みゅ~『むずかしいにゃ~』

『がんばれ~』
『だいじょうぶ~』
『できるよ~』
そっか妖精トリオは前から出来るんだもんね

「ありぇ~?」
『色がたくさん~?』
なんかふわふわキラキラ?ハクも同じなの見えたのかな?

『そうにゃ!サーヤちゃんとハクは見えたみたいにゃね!』
ポムポムと肉球で拍手してくれます。

ぴゅいきゅい『『あっ!』』
『『見えた~』』
みゃ~『ココロもみえたにゃ~』

〖みんなもえらいわね〗
ジーニ様も褒めてくれました。みんなで、えへへ~です。

『ご主人は今わざとゆっくり、魔力がみんなに見えるように使ってくれてるにゃ。よ~く見るといいにゃ』

「えっちょ、ちゅちちょ、みじゅ?」

『そうにゃ!土魔法と水魔法。土は形を変えないように崩れないように。水魔法は土が固くなるように水分を抜いてるにゃ。水魔法は出すだけじゃないんにゃよ』

「ふぁ~」
すごい~。でもぉ

『まだ使ってるよね~?なんだろ~』
ぴゅいきゅい『『みたことない?』』
『『でも~見たことないのと、かぜ?』』
みゃ!『みずたま、でてきたにゃ』

〖風は正解よ。面白い使い方してるわ。気泡にしてくれたのね。これもあなた達にわかりやすくするために、わざとやってくれてるわ〗
ジーニ様も説明してくれます。

『もう一つは重力にゃ!重力魔法で圧縮してるにゃ。気泡は・・・』
『は~い!質問いい~?』
『もちろんにゃ!ハク、なんにゃ?』
『気泡ってなぁに?』
『この水玉にゃ。空気で出来た玉にゃね』
『そっか~。ありがと~』
『どういたしましてにゃ。それで、この気泡は圧縮した土に含まれてた空気にゃね』

ぴゅいきゅい『『じゅーりょく?』』
『『あっしゅく?』』
みゃ?『にゃんにゃ?』
難しい言葉たくさんだね。

〖ちょっと難しかったわね。まず、重力は、物を落とすと普通、地面に落ちるわよね?〗
「あい」
みんなで、うんうんってします。

〖じゃあ、サーヤお手手出して?〗
「あ~い。どーじょ」
おてて、何するのかな?

〖ありがとう。じゃあ、こうやって上から押すと?〗
ギューってジーニ様が、お手手押します
「おみょ~いぃ」
ゔゔ~
〖じゃあ、同じ力で下から押すと?〗
「おみょくにゃい~」
手が上がる~

『その下に押すときに地面に向かう力が重力にゃ!それをご主人は外側に向けて使ってるにゃよ』

「あっ!」
『そっか~』
みんなですご~いです。

〖圧縮はね、見ててね〗
そう言って大きめな石を魔法で浮かせたジーニ様は

『これも重力魔法の一つね。この石にかかっていた重力を軽くしたの。これに周りから一気に重力をかけると?』
硬いはずの石がギューって縮まってパンっ!

「ふわっ!」
『わっ!』
ぴゅいきゅい『『こわれちゃった!』』
『『あんなに硬そうだったのに』』
みゃ!『すごいにゃ!』

『あのね~アイナさま』
『さっきからギリギリつぶれないところで』
『ちからとめてるみたい~』
妖精トリオが説明してくれます。

〖本当に良く見えてるのね。その通りよ。すごいわ。妖精トリオ〗
『『『えへへ~』』』
妖精トリオくねくねして照れ照れです。
「しゃんにんちょも、しゅご~!」
みんなでぱちぱち。さらに照れ照れです。

『ご主人はこれだけの事をまとめてやってるにゃ。今は見やすいように魔力多めでやってくれてるにゃ。多分みんなが気づいてくれたから』

「あっ、ちっちゃくにゃった」
『ほんとだ~アイナ様のキラキラ』
ぴゅいきゅい『『すくなくなった~』』
『『なんで~?』』
みゃ『にゃんでにゃ?』

〖最小限の力に絞ったのよ。魔力も限界があるわ。いかに効率よく小さい力で大きなことを成すかが大切なのよ〗
「ふぁ~」
すごい~

そうこうしてる間に終わったようです。光がアイナ様の中に消えていきます。きれいだなぁ。

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