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220 勇者?

結葉様が、ジーニ様たち美を羨む女性陣によるもみくちゃから解放されました。

なぜなら、勇者・蒼じぃ&青磁じぃじコンビが突撃したからです。すごい~ぱちぱちぱちぱち!
ただ・・・尊い犠牲も出てしまいました。くすん

『あれを突撃と言うのか?』
じゃあ、おいちゃんなら行けると?
『…無理だな。すまん。立派な勇者だ。だがな、やり方がな~』
・・・それは本当に。犠牲は無駄にしません。くすん
『死んでないぞ』


今から少し前・・・

お水の中からお顔を半分だけ出して、こっそり観察してたじぃじたちが、二人でこそこそお話してます。

『だめじゃの。これはいつになるか分からんの』
『そうじゃのぉ。仕方ないのぉ』
『『それじゃ、アウル、アルすまんの(ぉ)』』

ぷるるん『『?』』
アウルとアルが二人訳が分からず、みょーんと伸ばしたからだを曲げてます。サーヤたちも?です。すると、

亀じぃがアウルとアルを掴んだかと思ったら、じぃじが結葉様たちに背を向けました。そして亀じぃがアウルとアルをポイッと・・

ぷるるん『『え?』』
「ふぉ?」
『は?』

あまりの奇行に驚いていると、なんと、更にじぃじが後ろ足で、ジーニ様たちの方へ、アウルたちをポーンっと…

『『すまんの(ぉ)』』


「ふえぇぇ~!?」
『えええ?』
蹴ったあ?

ぷるる~ん『『うわぁ~っ何するんだ~っ』』ひゅるる~
アウルとアルが叫びながら飛んでいきます。

「あうる~!ある~!」
『あ~すごいことするなぁ』
おいちゃんもビックリです。

『『すまんの(ぉ)』』
じぃじたち、ほんとにそう思ってる?

ぷるる~ん『『うわぁ~ぁぁぁ』』
ぺちょぺちょん。

「『あ』」
ジーニ様と結葉様の頭にアウルとアルが……

『『すまんの(ぉ)』』
じぃじ、亀じぃ……

そして・・・
〖なんなのよぉぉぉっ!胸とお尻まで上がってるじゃないのぉぉぉっ!ずるいわ~〗ゆさゆさっ
『そんなこと言われてもぉ~』

ひゅるるる~ ぺちょぺちょん。

『ん~?』
〖えっ?〗
あっ結葉様とジーニ様気づいた

『『あ』』
きゅるる『あら~?』
『な、なんですの?』
突然のことにフゥたちもびっくり

『〖なに?なに?〗』
あれ?ジーニ様たち何が起こったか分かってない?頭の上だから見えないのかな?

あ~アウルとアルが~
ぷるるん『『・・・・・・』』
ぶるぶるぶるぶる

『かわいそうに』
『ここから見ても震えてますね』
呆然と見てたクゥと春陽お兄ちゃんも、なんとも言えないお顔してます。

『アウルとアルは生きて戻れるのか?』
『じじぃ、二人を生贄にするとは容赦ないな』
アルコン様、ギン様なんてことを

『『すまんの(ぉ)』』
じぃじ、亀じぃ……

『アウル?』
〖アル?〗
『〖何をしてるのかしら(ぁ)?〗』

ぷるるん『『・・・・・・っ』』
ぶるぶるぶるぶるふるふるふるふる
うわぁ震えながら首振ってる~

「あ、あっ」
『ひでぇな・・・』
かわいそう~泣いてる~

きゅるる~『待って、この二人震えてるわよ~』
絹さん、ナイスです!
『ほんとですね』
『あっちから飛んできましたよね?』
『もしかして、本人の意思は関係なく飛ばされてきたのではないでしょうか?』

ぷるるん『『・・・・・・っっ』』
こくこくこくこくブルブルブルブル

『アウルたち、高速で頷いて震えてるな』
おいちゃんが冷静に分析です。でも、それに気づいたということは

ぐりん。ギラリッ

「ふぇっ」
やっぱりーっこっち見たーっ
『じぃじたち~』
ぴゅいきゅい『『ど、どうするの?』』
『『こっちみたよ!』』
『『『ぐりんってしたよ!』』』
みゃっ『ギラリもしたにゃっ』

たいへんたいへん!こわこわこわこわっ


『ほっほ。さて、何があったのでしょうなぁ』しれっ
『ほっほ。さての?不思議なこともあるもんじゃの』しれっ


「ふぇ?」
『えぇぇ~?』
ぴゅいきゅい『『じぃじ?』』
『『亀じぃ?』』
『『『なにいってるの?』』』
みゃっ『わからないにゃ』
自分たちがやったのに?

『しっ!サーヤ、ちびっ子たも喋るな!』
『そうだ!もう一度空気になるんだ!』
おいちゃん?クゥ?
よく分からないけど、みんなでお手手でお口ふさいでこくこくします。

『なんだ?亀じぃ達は何を言ってるんだ?』
『しっ!アルコン様!お静かにお願いします!』
『す、すまん』
相変わらず、アルコン様ダメダメ。

『え?え?』おろおろ
『はるひもおちつけ』
『ソウデス。オチツイテクダサイ』
春陽くんもレンゲたちに注意されちゃいました。

『すごいにゃ。なんて肝の座った人たちにゃ』
ニャーニャにゃんは、じぃじたちを呆然と見つめてます。


『ほっほ。何があったか分かりませんがのぉ』
『ジーニ様、結葉様、無事に水の精霊樹にも力が届きましたぞ』


すご~い。
『本当にすごいな。何事も無かったかのように話してるな』
『アウル様とアル様まだ頭の上で震えてるのに』
『恐怖で動けないんじゃないか?』
おいちゃん、春陽お兄ちゃん、クゥがこそこそ話してます。ちびっ子たちはお口チャックです!

『昔からあのじじぃたちはああなんだ』
『お父さ~ん、お口がわるくなってるよ~』
『す、すまん。つい』
『ギンも色々やられてたんだな』
『ア、アルコン様余計なことを言わないでくださいっ』
『そうなの?あとでじぃじたちに聞いてみよ~』
『ハ、ハクやめなさい』
サーヤもききたい!


『ですがのぉ、ちょっと困ったことになっておりましてのぉ』
『ジーニ様に是非、水の精霊樹を見ていただきたいのですじゃ』

え?
「あおばちゃん、ちゃいへん?だいじぶ?」

『青葉は大丈夫じゃよ』
『ちょぉっと姿が変わったがのぉ~』

「ふえ?」
変わった?ちょっと?

『それより問題がの』
『精霊樹なんじゃよ。出来ればみんなに見てもらって知恵を貸して欲しくてのぉ』
『ジーニ様、今から来てもらえませんかの?』
『出来ればアイナ様にもお願いしたいのですがのぉ』

そんなに大変なの?何があったのかな?

〖分かったわ。みんなで行きましょう〗
『そうねぇ。みんな一度は見ておいた方がいいわよねぇ。行きましょうかぁ』
どうやらみんなで泉の中へ出発です。

でも、いつまでそのままなのかな?ジーニ様と結葉様の頭の上、アウルたちが帽子みたいになってます。しかもまだ震えてます。

ぷるるん『『た、助けて』』ぶるぶる

ど、どうしたらいいかな?
みんな?あっ目を合わせてくれない…

ぷるるん『『ひ、ひどい』』ぶるぶる

ごめんね~

『『ほっほ』』
『ほんにのぉ、世の中』
『不思議なことが起こるの』
『『ほっほ』』

じぃじと亀じぃ、恐るべし・・・

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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