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第3話 ダークエルフとエルフのシャーマン(33)

 するとサラの後方に控える銅鑼を持つ者達は、自分達の女王さまであるサラの下知は絶対命令、従うもの、行為だからね。少女の出した下知に従い。

 〈ガ~ン、ガ~ン〉と。

 銅鑼を二回叩き合図を送る──。自分達の仲間達へと。でッ、その後は?


 ひたすら、というか? 只がむしゃらに己。個人個人の命を守る。守り抜こうと逃走するミノタウロスの戦士達──。

 それを狩りする猫科の動物達のように疾走しながら追いかける。サラ率いる多種族混合の漢戦士達──。

 まあ、傍から彼等を見て確認をしてもならず者としか見えない男達も、今の合図──。彼等の女王さまであり。セックスシンボル、アイドルであるサラ姫さまの銅鑼の合図と下知は、下れば必ず各々が守らないといけないものだから。各々の足も自然ととまる。とまっていくのだ。

 傍から凝視をしても不思議なくらいにね、だよ。

 でッ、その後は? 自然な流れだ。ミノタウロスのオス達も自らが追われる行為が終われば、彼等の足もとまるし。少し間が空けば、自身の顔色を変え、動揺、恐れ慄き、畏怖しながら困惑をしていた気も和らぎ落ちつて、各自、各々が、ゆるりと周りの様子を見て確認、思案をすることが可能となる。

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