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第3話 ダークエルフとエルフのシャーマン(17)

「みんなぁあああ~。サラのことが大好きなら守って~。お願いだからぁあああ~。もしも~? ここで~? サラ達が負けるようなことがあればぁあああ~。サラは敵に捕らえられ捕まり。みんなの見ている前で敵の男達に、次から次へと凌辱行為を受けることに~。そう~、悲惨な出来事、様子になってしまうからぁあああ~。みんなお願い~。サラ為に命を投じて頑張ってよ~。漢なのだから~」と。

 サラは己の率いる漢戦士達、信者、下僕達に対して、泣き、甘える声音を交互に使用しながら。己の率いる漢戦士達を鼓舞──。血気盛ん、勇んで、漢戦士達が突撃できるように。

 そう、己の日に焼けた褐色の色をした妖艶、官能的な、肢体を日本式の重甲冑の隙間からチラつかせて、オス達を魅了、誘惑──。自分の盾! 矛! に、命懸けでなれるようにと誘導をするのだ。

 まさに、太古のシャーマン、姫巫女さまらしい振る舞いで、己の指揮する下僕(オス)達に、女王の甘いフェロモンと、甘い声音の命乞いで願い。嘆願をしてくるからオス達……。



 そう、サラ率いる漢戦士達は、自分の宝、財宝であるシャーマン、姫巫女、主さま……。自分達のオスとしての性のはけ口の対象であるアイドル、セックスシンボルであるサラ姫さまから命乞いと守護して欲しいと嘆願をされれば。男、オスと呼ばれる者達は、いつの世、世界でもね。男なならば、嫌だ! 嫌だよ! と、吐き、呟き、漏らすことなどできない。できないのだよ。

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