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第3話 ダークエルフとエルフのシャーマン(13)

 ごく当たり前……と、いうか? この辺りの国々、領地、集落間紛争、抗争では大変に珍しい武器──。火矢が情け容赦なく。シダ科の大きな葉や幹で加工してできている木造式の建て床仕様の住宅へと襲いかかり。

 この辺りの土地の、高い気温の為に良く乾いた木造住宅へと、次から次へと引火──。アマのように火の粉を上空から降り注いでいくのだ。

 だからやっとの思いで、この場──。ここまで退却、逃げてきたミノタウロスの戦士達も『ホッ』と一息入れ、安堵できる訳ではなく。

 混乱! 動揺! ワッと騒ぎ、慌てふためきながら。集落内を逃げ回るのだ。

 それは? ミノタウロスの戦士達ばかりではなく。集落内に住んでいる老若男女、幼少の男女含めて、集落内の各々の屋敷内へと身を潜め隠れていた者達が、一斉に火の手があがりだした屋敷、小屋から、慌てふためき飛び出て、混乱を生じながら逃げ回るのだよ。

 また、その中? 混乱しながら逃げ回る者達の中には?

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