転生初日に妖精さんと双子の赤ちゃんドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります！(ツギクル版)

クゥの思わぬナイスな提案もあって『おい！』なんですか？
漢字から双子ちゃんのお名前を考えることになりました。

うーん。お名前、双子ちゃんだから、ある程度揃えたいよね？意味とか？響とか？あとは何があるかな？
双子ちゃんを見てみると、退屈しだしたのか、二人でお互いのしっぽを追いかけて、『きゅい～』『ぴゅい～』と、くるくるしてます。かわいいです。混ざりたい…

『サーヤ？気持ちはわかるけど』
『今は我慢な。あとで遊ぼうな』
「あい」
何で分かったのかな？

う～ん、そうするとやっぱり色かな？双子ちゃんを漢字で色にすると～？

ピンクの子はやっぱり桃色の“モモ”だよね。言いやすいし可愛いよね？
問題は、水色の子かな～？
“みず”じゃあ、まんまだし、青はなんか違うしなぁ～？どっちも、お名前っぽくないし～。もう少しかわいくしたいし～。
うーん。フゥ達みたいに読み方を変えればいいのかな？
水だから“スイ”とか？
スイ、モモとスイ。うん。かわいい。かな？
とりあえずみんなに聞いてみようっと。

「ふぅ～、くぅ～」
聞いて聞いて～
『お？なんかいいのあったか？』
『随分、ウンウン悩んでたものね』
あれ？声に出てましたか？
『いんや？声は出てないけどな』
『お顔に出てたわ』
そうですか…とにかく聞いてもらわないとね

「あにょにぇ(あのね)、ぴんく(ピンク)は、まえにょ(前の)しぇかい(世界)だちょ“ももいりょ(桃色)”ともいったにょ(言ったの)。だからピンクのこ(子)が“もも”はどうでしゅか？」
一生懸命説明すると

『“モモ”うん。可愛くていいんじゃない？』
『うん。おれも賛成。水色の子は？』
フゥとクゥはモモで賛成してくれました。それじゃあ、

「みじゅいりょ(水色)の“みじゅ(水)”は“すい”ともよめりゅにょ(読めるの)。だから“すい”はどうかにゃ？」
続けて水色の子のお名前も説明します。

『“モモ”と“スイ”ね。可愛くていいんじゃない？』
『うん。いいと思うぞ。覚えやすいしな』
ほんと？やった～！かわいいし、覚えやすいって！
『意味も桃色と水色の色で揃えたのね？』
そうだよ！
『これなら双子だって、誰も間違えないしな』
二人とも、ニッ！って、いい笑顔で、『『大丈夫！』』って、言ってくれました。
良かった。賛成してもらえたみたい。ほっとしたよ～

双子ちゃんも、いつの間にか追いかけっこをやめて、お話聞いてくれてるみたいです。
ぺしぺしも、がぶがぶもないから、嫌ではないのかな？

『二文字同士は私たちとも一緒だしね。なによりサーヤが発音出来てるし』

あれ？ホントだ！「す」と「も」が言えてる！

『お！ほんとだな！すごいじゃん！』

えへへ。褒められちゃった。嬉しいな。
じゃなくて、

改めて、双子の赤ちゃんドラゴンたちに向き合って聞きます。

「ふたごちゃんちゃち“もも”に“ すい”どうでしゅか？」
ドキドキドキドキ

『やっぱり名前以外はちゃんといえないんだなぁ』
『しっ！』

うるさいですよ。こっそりしてるつもりなんでしょうか？聞こえてます。それより今は大事な時なんです。
ドキドキな時なんですよ。

その時、ドラゴンさん達がこくって頷きました。するとフゥとクゥの時みたいにまた

パーっ

て、光が！またもや、目が、目が～っ

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