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第8話 扉の向こう(4)

 できれば一樹自身も、自身の両目──真正面に見える、彼女の持つふくよかな胸の谷間に顔を埋め甘え堪能したいのが本音だから。

 魔王の如き容姿の彼女に対してできるだけ荒々しい行為をおこないたくはない。

 一樹自身も年頃の青年だから尚更だ。魔王の如き女性の妖艶、官能的な容姿とムンムンメロメロとしたフェロモンの攻撃に魅入り酔いしれて戦意損失状態なのだ。

 それに、魔王の如き彼女はどうやら自分に……。


 一樹自身のことをどうやら誤解をしているみたいだから。尚更一樹は魔王の如き美しい彼女と争いたくない。

 だから一樹は、魔王の如き女性の一撃必殺──。一刀両断の攻撃を、慌てて天界させた自身の持つ武器──。【お月見団子】で受け止めて一間置けば。彼はまた自身の口を開いて言い訳を始めだすのだ。

 どうしても魔王の如き女性と争いたくはないからね。


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